初心者からのセルフジェルネイルのやり方基本

グリーンネイルの原因「爪が緑色に!」緑膿菌の爪の病気になった時の対処法

グリーンネイルの原因「爪が緑色に!」緑膿菌の爪の病気になった時の対処法

ジェルネイルをオフしてみたら、爪がなんか緑色っぽい、、、

それは、緑膿菌が爪に繁殖した『グリーンネイル』というものです。

痛みや痒みはないので、ジェルネイルをオフするまで気付かない人がほとんどです。

もしグリーンネイルになってしまったら、どう対処すべきなのか、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。

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グリーンネイルとは?

爪の病気「グリーンネイル」とは?

カビが生えたみたいな色ですが、カビではなく緑膿菌が繁殖したものです。

写真は、ジェルネイル自爪の間に緑膿菌が繁殖しています。

この緑膿菌はけして特別な菌ではなく、自然環境のいたるところに存在している菌です。

これが何らかの原因で繁殖してしまったのです。

※写真:ルビケイトhttp://www.lubicate.com/index.html

※写真:ルビケイトhttp://www.lubicate.com/index.html

最初は少し黄色いくらいですが、ひどくなるとモスグリーンみたいな黒っぽい緑色の爪になってしまいます。

爪が緑色になってしまうので『グリーンネイル』と呼ばれます。

グリーンネイルに痛みはあるのか?

グリーンネイルに痛みはあるのか?

グリーンネイルは、見た目は痛々しいですが、痛みはありません

なので、ジェルネイルがクリア系でない場合は、自爪が見えないので気づかないことが多いです。

グリーンネイルが元気な爪に戻るまで期間は?

グリーンネイルになってしまった場合、その緑色になってしまったところが伸びきるまで治りません

ジェルネイルやスカルプを付けず、自然に乾燥させる状態でいれば、だんだん色が薄くなっていきますが、伸びきるまで待ちましょう。

爪は、だいたい10日で1㎜ほど伸びます。(暖かい時期は代謝が良いので伸びるのが寒い時期より早いです)

なので、根元からグリーンネイルになってしまった場合は、元気な爪だけになるまでに約5ヶ月くらいはかかるでしょう。

グリーンネイルになったらジェルネイルできるのか?

グリーンネイルになったらジェルネイルできるのか?

グリーンネイルになったら、ジェルネイルはできません。

緑膿菌を爪とジェルネイルの間に閉じ込めてしまうので、自爪が腐敗します。

自然に乾燥するのがベストなので、元気な爪に戻るまではジェルネイルはできません。

グリーンネイルは臭いのか?

グリーンネイルは臭いのか?

色的に、変な匂いがしそうですが、実は匂いもしません。

痛くもないし、匂いもしないので、気づかない場合が多く、ジェルネイルを取った時に「爪が緑色に!!!」ってことになるのです。

グリーンネイルになってしまう原因

消毒不足

緑膿菌は、いたるところに存在している菌です。

なので、ジェルネイルを塗る直前爪の表面を消毒することで、自爪とジェルネイルの間に緑膿菌を閉じ込める可能性が低くなります。

また、ネイルケアに使う道具、爪やすりを消毒しないで使用すると、緑膿菌が爪に付いている可能性が高くなります。

器具やテーブルの上を清潔に保ち、使用する前には必ず消毒したものを使いましょう。

ネイルのメンテナンスをしていない

ジェルネイルやスカルプチュアが浮いていて、それを長い間放ったらかしにしていると、そこから水分や雑菌が入り込み繁殖してしまいます。

早めに気が付けば、すぐにジェルネイルを取って、自爪で乾燥させた状態でいると悪化を防げます

しかし、自爪が見えないような不透明カラーのジェルネイルをしている場合、痛みはないので、なかなか気がつかず、オフした時にひどい状態になっている…ということもあります。

免疫力の低下

免疫力が低下している時にも、緑膿菌が繁殖する場合があります。

その場合、ジェルネイルと自爪の間ではなく、爪と皮膚の間に繁殖します。

具体的な写真例は、AIIAbout健康・医療サイトをご覧ください。
https://allabout.co.jp/r_health/

湿度の問題

梅雨時期にグリーンネイルになってしまう方が多いです。

ジェルネイルを塗るときは、爪が乾燥した状態に塗布します。

爪に水分が多い場合は、菌が繁殖しやすいので、湿度が高い場合は、除湿をするなど、湿度対策をしましょう

グリーンネイルになったら

病院に行くなら何科?

病院で受診する場合は、皮膚科に行きましょう。

グリーネイルの場合、症状にもよりますが、抗生物質の外用がほとんどです。

とにかく、ジェルネイルをオフし、自然乾燥するのが一番です。

水分が溜まりやすい環境にしないことが重要です。

そして爪が緑色になってしまった部分が、伸びてカットできるようになれば、またジェルネイルを楽しんでも良いでしょう。

それまでは、ジェルネイルはお休みしましょう。

グリーンネイルを削った爪ヤスリは捨てる

使った爪やすりは捨てましょう

そのまま他の人に使ったりすると、緑膿菌をその人の爪に付けてしまうことになります。

洗って消毒して使うよりも、爪ヤスリを新しいものに変えてしまった方が、グリーンネイルの感染を防ぐことがます。

器具の消毒

器具を清潔に保ちましょう

ちゃんと器具を乾燥させること、整理整頓や掃除を心がけましょう。

いつも清潔に保っている状態であれば、グリーンネイルになるリスクが少なくなります。

グリーンネイルにならないためには?

ネイルサロンでジェルネイルをしてもらう時は、そのサロンが「衛生的に管理されているか?」きちんと掃除されてる状態か?」をチェックして安全なサロンを選びましょう。

「ネイルサロン衛生管理士」のいるサロンなら間違い無いでしょう。

セルフネイルでジェルネイルを楽しむ場合は、まずジェルネイルを塗る前に必ず爪表面を毒することと、器具を消毒して使うことを徹底しましょう。

 

ガーデニングなどで土」を扱う方は、ジェルネイルが浮いたところから、土に存在していた菌が入ってしまい、グリーンネイルになってしまうこともあります。

手袋をしたり、定期的に必ずメンテナンスをし、浮いたジェルネイルを放ったらかしにしないようにしましょう

そして、体調が思わしくない時は、免疫不足でグリーンネイルになってしまいます。

無理にジェルネイルをせず、回復してから楽しむようにしましょう。

日本ネイリスト協会でも、ジェルネイルを安全に楽しむために定期的なメンテナンスを呼びかけています。

ジェルネイルを付けっ放しにすると、爪とジェルネイルの密着面のバランスも崩れやすくなります。

そうするとジェルネイルが浮きやすくなってきますので、グリーンネイルになりやすい環境を作ってしまいます。

きちんとメンテナンスをして、ジェルネイルを安全に楽しみましょう。

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