初心者からのセルフジェルネイルのやり方基本

セルフネイルの『爪の削り方』スクエアオフ・バレリーナネイルなど解説

セルフネイルの『爪の削り方』スクエアオフ・バレリーナネイルなど解説

自分でやるとむずかしい…

『爪の削り方』

エメリーボード(爪やすり)の持ち方から、爪のサイドの削り方など、ファイリング(爪の形を整えること)のコツをまとめました。

今回、紹介している爪の形の種類は、この4つ

・スクエアオフ

・ラウンド

・オーバル

・バレリーナ(NEW)

綺麗な爪の作り方をネイリスト歴12年のネイル講師が動画付きで解説していきます。

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削る時のポイント

爪やすり(エメリーボード)の持ち方

自爪を削る爪やすりのことを『エメリーボード』と言います。

木製の薄い爪やすりなので、爪の端までしっかり削ることができます。

また、しなりがあるため、爪への負担が軽く、二枚爪の原因を防ぐことができます。

爪を削る時は、このエメリーボードを親指、人差し指、中指の3本で軽く持つことが大事です。

爪に対して、力を入れすぎると爪にテンション(圧)がかかるだけであまり削れません

逆に、軽く当てて、長いストローク(動かし方)でエメリーボードを動かすと良く削れます。

また、エメリーボードを使う前に、注意するのが「面取り」です。

買いたてのエメリーボードは角がガザガザしていて、皮膚を切ってしまうので、必ず面取りをしましょう。(面取りと基本的なファイルの動かし方についての動画はこちら

爪やすりを持たない方の手の動き

セルフネイルで爪を削る時のポイントは、

『支え』です。

支えがないと、上手に動かすことができず、綺麗な形に削れません。

親指に、エメリーボード(自爪を削る爪やすり)を当てて削ると、動きがブレずに安定します。

そして、親指で、削る方の指』を抑えて、安定させています。

これをしないと、指がぐらぐらして、ファイルがうまく爪に当たりません。

『エメリーボードの支え』

『指の支え』

この2つポイントです。

まず、このポイントを押さえつつ、カットスタイル別の「削り方」を見ていきましょう。

削り方は基本的に「爪先」「サイド」「爪先とサイドをつなげる」3ステップです。

スクエアオフの削り方

「スクエアオフ」は、四角い形のネイルです。

爪先も、まっす

サイドも、まっすぐ

そして角は「なだらか」にしてある状態の爪の形です。

※スクエアは、この角を残した真四角のネイルのことを言います。

1、爪先の形の整え方

爪に対して、直角に当てます。

そのまま、まっすぐ横に動かします

スーッと長いストロークで、一方向に動かしましょう。

2、爪サイドの削り方

サイドは、まずしっかりとエメリーボードを入れ込むことがポイントです。

そして、指の延長線上に向かってまっすぐ動かします。

この角度は、下げすぎですね。

こんな風に、に対して平行に、まっすぐです。

この時に親指は、指の肉をしっかり押さえておくのがポイントです。

3、角を削る

そして、縦にも横にもまっすぐ削ったので、ができます。

そのを少しなだらかにして、完成です。

ラウンドの削り方

「ラウンド」は、

爪先は、自然に丸く

サイドは、まっすぐ

そしてもなく、「なだらか」になっている状態の爪の形です。

爪先の削り方

スクエアオフと同じように、横にまっすぐ削ります。

違うのは、エメリーボードを傾ける角度!

スクエアオフは直角でしたが、ラウンドは、45度くらいに倒します。

【おさらい】スクエアオフはこの角度。


ラウンドはこの角度です。

角度の違い分かりますか?

傾けることによって、スクエアオフと同じようにまっすぐ動かしても、爪先の形が緩やかな丸い形になります。

爪サイドの削り方

サイドも、スクエアオフと同じように指に対して平行にまっすぐ動かします。

この時に横から見ると、指に対して平行にまっすぐですが、写真のように正面から見ると、方向は少し内側です。

反対側も、横から見ると、指に対して平行にまっすぐですが、正面から見ると、方向は少し内側に向かって動かしています。

サイドをまっすぐ整えたら、そこから爪先の中央に向かって緩やかに繋がるように削ります。

こういうがないように、少しならします。

サイドから先端につなげる

サイドのストレートに整えた部分は残しつつ、爪先に向かって緩やかなカーブを描きます。

これがラウンドの形です。

オーバルの削り方

「オーバル」は、ラウンドよりもシャープな形で、

サイドから爪の先端に向かって、緩やかにカーブを描いた卵形のネイルです。

このオーバルからさらに尖らせると「ポイント」というスタイルになります。

尖っているのであまり実用的ではありませんが一応覚えておきましょう。

「ストレスポイント」と言って、爪と肉がくっついてるピンク色の部分と、肉から離れた白い部分の境目の端から、爪の中央に向かって卵型になるように整えます。

「イエローライン」と言って、爪と肉がくっついてるピンク色の部分と、肉から離れた白い部分の境目のラインの形に惑わされないように削るのがポイントです。

爪全体に色を塗った時に、綺麗な形になるようなイメージで、このイエローラインを無視して削りましょう。

イエローラインとは、このイラストの『黄線』の部分のことを言います。

親指で、しっかりと皮膚を押さえます。

エメリーボードを、ストレスポイントに入れて、爪の中心に向かって削ります。

※ストレスポイントとは、爪の側面の爪と皮膚がくっ付いているピンク色の部分と、皮膚と離れている黄白い爪の部分境目のことを言います。

反対側も、ストレスポイントから爪中心に向かって削りましょう。

この時、カーブが左右対象になるように、確認しながら削りましょう。

もっと尖らせたスタイルが「ポイント」という形になります。

それぞれの形のメリッット・デメリット

それぞれの爪の形に、メッリットとデメリットがあります。

アートの印象を考えて爪の形を変えるだけで、イメージチェンジになります。

また、職業や生活スタイルにあった形にするだけで、ジェルネイルの「持ち」も変わります。

スクエアオフは、先端がまっすぐなので、垂直な衝撃には強いです。

パソコン作業が多い方には良い形です。

先端が丸い形だと、衝撃が先端に集中し、衝撃を受けやすいのです。

スクエアの平たい面で衝撃を受けると、衝撃が均等に分散され、割れにくいのです

ラウンドオーバルのように爪先が丸い形は、角が当たることがないので、手先を使う作業が多い主婦の方などには向いてます。

オーバルの卵型のネイルは、指を長く見せてくれる効果があり、深爪の方にはおすすめです。

また、反り爪の方はスクエアよりもオーバルの方が持ちが良い傾向にあります。

反り爪の方は、爪先からジェルネイルがめくれやすいので、極力爪先の面積が少ない方がリフトしにくいです。

バレリーナネイルの削り方

最近、この形が流行っています。

「バレリーナ」と言って、NYからブレイクした新しいカットスタイルです。

スクエアオフオーバルが合わさったような形で、先端はまっすぐ平たく、サイドは緩やかに上げ気味に形を作ります。

角がないので引っかかりにくく、衝撃にも強い形です。

名前の由来は、バレリーナのトゥーシューズの形から来てるようです。

1、爪先を削る

先端は、まっすぐです。

スクエアオフと同じく、爪に対して直角にエメリーボードを当てて、まっすぐ横に動かします。

3、サイドを削る

サイドは、まっすぐでに整えますが、スクエアオフの削り方と違うのは、角度をやや上げて削ります。

こんな風に、先端はまっすぐ、サイドは爪中心に向かってシャープに整えたら、完成です。

まとめ

いかがでしたか?

セルフネイルでの、爪を削る時のポイントは、爪やすり(エメリーボード)の『支え』です。

エメリーボードを指に当てて動きを安定させる

削るほうの指を、しっかり押さえて動かないように支える

これを意識して、綺麗な爪の形に削ってみましょう!

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