バレンタインネイルは、マットな質感とツヤのあるチョコレート色を合わせれば簡単に可愛くできちゃうアートです。
最近は、「板チョコ」や「チョコミント」のデザインが人気です。
ジェルで簡単にできちゃう6種類のチョコレートネイルのやり方と、マニキュアでもできるチョコアート、人気のデザインをネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
ジェルでの「バレンタインネイル」のやり方3種
では早速、ジェルを使ったバレンタインネイルのやり方を3種類紹介します。
3種類のバレンタインネイル
1、メルティネイルのやり方
2、紗々風チョコレートネイルのやり方
3、チョコがけネイルのやり方
1、メルティネイルのやり方
メルティネイルとは、トロトロの溶かしたチョコを、爪先からかけたようなネイルデザインです。
「チョコミント」と「マットネイル」の2バージョンを紹介します。
チョコミント
まず、黄緑と青のカラージェルを混ぜて、ミントブルーを作ります。
爪全体にミントブルーを塗って硬化します。
※ジェルの硬化時間はメーカーによって異なりますので確かめて使用しましょう。
※硬化とは、柔らかい物質が化学的な作用によって硬くなっていくことを言います。
ジェルには『光重合開始剤』と言うものが含まれていて、専用の光を当てることによって液体を固体に変化させます。
お好みのチョコレート色を作ります。
個人的には、少し赤みのある茶色が可愛いと思います。
爪先からチョコレートをかけたようなデザインにします。
爪先が下向きになるようにします。
筆に、先ほど作ったチョコレート色のジェルを多めに取ります。
ぽたっと落とします。
そこからそのまま爪先の方に引っ張って伸ばしてきます。
同じように、3つか4つくらい書きます。
先ほど書いたチョコレートの雫を繋げて爪先の方を塗りつぶします。
塗りつぶす時は大きい筆の方が早いですが、そのまま先ほど使った細い筆でも大丈夫です。
バランスを見て雫の大きさなどを整えたら、専用ライトで硬化します。
パステルカラー3種類くらいで、スプレーを書きます。
細い筆で、3㎜程の線を書くだけです。
線を同じ方向に書かず、ランダムに書くと可愛く見えます。
トップジェルで仕上げます。
ポップで可愛いチョコレートネイルの完成です。
チョコレートのぷっくり感を強調
メインのカラーを爪全体に塗って硬化した後、マットジェルを塗ります。
専用ライトで硬化したら、チョコレート色のジェルを先ほどと同じように書いていきます。
硬化させたら、そのチョコレート色の部分にだけ、ツヤが出るタイプのトップジェルを丁寧に乗せます。
ぷっくりするように、多めに乗せますが、流れないように気をつけましょう。
完全に硬化させたら、未硬化ジェルを拭き取ります。
※未硬化ジェルとは…ジェルは空気に触れてる表面部分が固まらず、ぬるぬるしています。それを拭き取らないと埃などがネイルに付き、紫外線などでその埃が付いたまま固まってしまいます。メーカーによっては拭き取り不要の「ノンワイプトップジェル」もあります。
このように、マットトップジェルを塗ったところはツヤがなく、チョコレート色の部分だけツヤが出るので、チョコレートがよりツヤツヤで美味しそうに見えますね!
2、紗々風チョコレートネイルのやり方
チョコレート菓子で有名な『紗々』をイメージしたネイルデザインです。
チョコレートのトロッと感を出すためにジェルネイルと同じ素材のアクリルパウダーを使います。
アクリルパウダーは、スカルプチュアや3Dアートに使用するもので、アクリルリキッドと合わせてぷっくりとしたミクスチャーというものを作り、そのミクスチャーが自然に固まるまでに筆で形を作るアート技法です。
チョコレート色のカラージェルにアクリルパウダーを混ぜてこってりとしたテクスチャーにします。
アイボリーのカラージェルにも同じように混ぜて、ホワイトチョコを表現します。
ベースとなるカラーを塗ります。
今回は茶色を塗りましたが、モカベージュでも可愛いです。
斜めに数本、ラインを入れます。
こってりとしてるので、書くというよりも乗せていくようなイメージです。
時間と共に広がって垂れてくるので、数本書いたら専用ライトで仮硬化して、ジェルが流れないように仮止めします。
違う色で同じように斜めに書きます。
硬化させたら2段目を書いていきます。
先ほどと同じように2種類のカラージェルで斜めのラインを書きます。
先ほどとは反対の方向に書きます。
さらにもう一段重ね、完全に硬化させます。
未硬化ジェルを拭き取ったら完成です。
本物のチョコみたいで美味しそう♪
3、チョコがけネイルのやり方
先ほどの『紗々風ネイル』と似てます。
同じくカラージェルにアクリルパウダーを混ぜて、好きなように垂らすだけです。
お好みのカラーを塗ります。
マットトップジェルを使って、一旦ツヤのないジェルネイルに仕上げます。
チョコレート色のカラージェルには、アクリルパウダーを混ぜておきます。
こってりするくらいの固さになるくらいまでアクリルパウダーを混ぜます。
マットジェルを塗って硬化したら未硬化ジェルを拭き取ってジェルの滑りを取ります。
先ほど作ったチョコレート色のカラージェルを乗せます。
たっぷり乗せて、多いところと少ないところがある方がメリハリがあって可愛く仕上がります。
完全に硬化させて、未硬化ジェルを拭き取ったら完成です。
マットなベースに乗せることで、ツヤのあるチョコレートが引き立って美味しそうに見えますね。
マニキュアでも簡単にできちゃうチョコレートネイル3つ
ジェルネイルでもマニキュアでもできるチョコレートアートを紹介します。
1、半分マットのチョコレートネイルのやり方
チョコレート色に半分ツヤあり、半分艶消しにするだけです。
マニキュアでする場合は、普通のトップコートとツヤが消えるマットトップコートというものを使います。
チョコレート色で爪全体にカラーリングした後に、全体にマットトップコートを塗ります。
少し乾いたら爪先半分にだけトップコートを塗ります。
これで完成です。
簡単なのにしっかりバレンタイン気分が味わえるネイルアートです。
ジェルでする場合は、金箔を入れると高級チョコに早変わり!
ボルドーのカラージェルを全体に塗って硬化します。
ムラなく塗ったら、爪全体にマットトップジェルを塗って硬化します。
半分よりも爪先側に金箔をトップジェルで付けて硬化します。
金箔が引っかからないように、クリアジェルでしっかり埋めます。
金箔がツンと立っていないか確認します。
しっかり埋め込んだのを確認したら硬化します。
爪先半分をツヤが出るタイプのトップジェルを塗ります。
平筆を使って、まっすぐ横ラインを揃えます。
硬化後、未硬化ジェルを拭き取ります。
これで高級チョコの完成です!
2、マーブル模様の作り方
チョコレートケーキのデコレーションなどで見かける「マーブル模様」のやり方を解説します。
まずメインのカラーを塗ります。
ジェルでもマニキュアでも同じ行程です。
もう一度同じカラーを塗って、ジェルの場合は硬化しないで次の行程に移ります。
茶色でラインを書きます。
そーっと乗せるような感じです。
すると、先ほど塗ったベースカラーに馴染んできます。
3本くらい書きます。
細い筆を使って横にしごいてきます。
一回一回筆を綺麗にしながら模様を作ります。
マニキュアの場合は、除光液を付けた筆で模様を作ります。
馴染みすぎて模様がはっきりしないところは、もう一度筆でなぞります。
模様ができたら硬化します。
マニキュアの場合は自然に固まるので、模様ができたらトップコートを塗ります。
トップジェルで仕上げます。
これでチョコマーブル模様の完成です!
3、文字シールを使ったチョコネイル
文字シールを斜めに貼るだけで、お洒落なチョコに早変わり!
チョコレート色を塗ります。
文字シールをしっかり貼り付けます。
ジェルの場合は、シールが浮かないように、ウッドスティックなどを使ってしっかり爪に貼り付けます。
ゴールドで縁取ると高級感がでます。
シールをしっかり埋め込んでトップジェルで仕上げて完成です。
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シンプルにワンカラーと合わせた板チョコネイル。
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マットな板チョコネイルもキュート♡
まとめ
バレンタインネイルは、マットな質感とツヤのあるチョコレート色を合わせれば簡単に可愛くできちゃうアートです。
チョコレートと共にネイルも美味しくしちゃいましょう♪