コロナ禍の影響もあり、今注目の在宅ワーク。
パソコンがあれば通勤なしで自由に自宅で仕事ができるということで、テレビでも取り上げられ憧れている人も多いはず。
九州の田舎の古民家で猫との暮らしを楽しむWEBライターが、在宅ワークのメリットデメリットを紹介します。
基本パソコンなのでネットがつながれば場所は自由
お気に入りのリビングが、仕事場。
朝日がよく入るお気に入りの部屋です。
時々は、外に置いてあるテーブルでコーヒーを飲みながら仕事をすることも。
直射日光が当たるとパソコンの画面が見えにくいので、もちろん屋根がついてる外です。
東側のテラスも気持ちがいいのです。
すでに我が家の猫ニャムちゃんが占領中。
集中したい時はデスクで。
昼間は縁側に日が良く入るので、ここで足を伸ばしながら仕事をしています。
我が家の猫たちも気持ちよさそうに縁側でお昼寝中。
ノートパソコンなら外に限らず、家の中でも好きなように移動できるのがいいところ。
田舎暮らしの作業中のBGMは自然の音
田舎の暮らしでは、常に動物たちの鳴き声がBGM
以前はYouTubeで音楽聴きながらとかやっていましたが、最近は自然の音を聴くようにしています。
…和むような心地良い音が常に広がります。
しかし、それも良いことだけではありません。
私のデスクの前には大きな柿の木があるので、セミの音が大音量で聞こえます。
窓を閉めていてもテレワーク中聞こえっぱなしです。
しかも止めることはできません。笑
我が家の猫が、時々セミを仕留める様子も見れます。
農機具の音もよーく聞こえます。
これが眠気を誘うのですよ。
最初はうるさくても、だんだん心地よくなり、ついついウトウトとしてしまいます。
田舎なので、我が家の猫たち意外にも、猫たちがいっぱいいます。
時々喧嘩もするのでそんな音も。。。
うちは黒牛の繁殖農家なので、出産する牛や、市に出す牛がいます。
出産が夜中に多いので、昼間だけではなく、夜も牛の鳴き声が聞こえます。
カエルの鳴き声、鈴虫などの虫の音は季節を感じることができるので、風流を味わえる田舎暮らしのメリットです。
いつ仕事をしても自由なので自分で決めれば好きな時間がワークタイム
まず、通勤がないのでテレワークなどがない限り、時間に縛りがありません。
いつ起きようが、いつ寝ようが自由です。
油絵を書いていた頃は、寝ても覚めても気になって、完成するまでほとんど寝ていませんでした。
寝たくないというか…
在宅ワークは何時から何時という決まりがないので、夢中になることがあっても自分で時間の調整をすればいいのでそこがメリットの一つですね。
田舎では、ちょっと走ると絶景が味わえるのもメリット。
私は夕方の風景が好きで散歩にでます。
歩いたり走ったり、最近は自転車に乗ることが多いです。
近くに流れる球磨川の景色を眺めながら、爽快に自転車で走っています。
小中学生とよくすれ違いますが、遠くからでも元気に挨拶してくれます。
こないだは、中学生にヤギの鳴き真似をするから聞いてくださいと言われました。笑
「メェ〜」
…
クオリティーはさておき、なんというか…平和だなぁと思いました。
時間が自由に使えるので、好きなことをする時間を優先して仕事時間を決めることができます。
家でのパソコンの仕事は真剣にやっていても遊んでいるように思われる
基本的に適当な場所でスマホとノートパソコンで仕事をしているので、何かカチャカチャやってるとしか思われない。。。
なので良く話しかけられる。
おじいちゃん、おばあちゃんには理解ができないらしい…
これでも真剣にやってるんですけど笑
一緒に紙のノートをデスクに置いておくとなぜか勉強しているように思うみたいで、話しかけられないことを発見!
なので時々は故意にノートを置いておきます。
パソコンに向かってずっと作業するのは意外と疲れる
ずっと手作業なので腱鞘炎になったり、目が疲れたり、肩が凝ります。
腱鞘炎を軽減するアイテムを使ったり、意識して運動したりしないとかなり疲れます。
どこでもできるとはいえ仕事なので、こう見えて集中するときはかなりハードにやってます。
今日中に仕上げたい仕事とかがあると徹夜もします。
でもそれは、時間調整で次の日に出かけたりなどのプライベートの時間確保や、家族のために時間を作らなきゃいけない時です。
その時間を確保する為に早朝や夜中にでも仕事をします。
逆に言うと、自由に時間が作れると言うことです。
在宅ワークは大好きなペットと一緒にずっといられる
大好きなペットと一緒にいられるのは大きなメリット。
癒されながら仕事ができます。
でも、邪魔されることもしばしば…
そばに来て、なにやらガサゴソ始める子も。
気が散ります。笑
でもこんな可愛い「ごめん寝」ポーズでそばにいられたら、許してしまいますね。
時々ホッカイロ代わりにもなってくれる♡
結果的に癒されてますね。
在宅ワークのメリット急に天気が変わっても洗濯物の心配がない
基本的に家にいるので、いつでも洗濯物を取り込むことができます。
ちょっと雨降りそうかも…干そうかな?干さない方がいいかな?とか心配しなくてもいいので、心置きなくお日様のもとで洗濯物が干せます。
家で仕事してるので宅配便の荷物をいつでも受け取れる
どこに住んでいても、欲しいものはだいたいネットで手に入ります。
田舎に住んでいたらデパートはいらない。笑
欲しいものをいつでも受け取れるのが在宅ワークのメリット。
在宅ワークは仕事中に何を飲んでてもいい
誰に怒られることもないので、好きな物を飲んでいても別に構わないですね。
仕事内容にもよるけど、ワインを飲みながらでも仕事ができます。
田舎に住んでいると急な雑用が結構あるというデメリット
おじいちゃん、おばあちゃんが多い地域では、急な用事がしょっちゅう。
最近では、「息子がスマホを買ってくれたけど電話のかけ方が分からない」と朝から家に来ることも。
この木を切るから手伝ってとか、うちは農家なので明日雨だから今のうちにこれやろうとか、急に言う。
電話するより行ってみよう!的な、いわゆるアポなしが多いのですがここでは普通なのです。笑
そして、毎日誰かしら御茶飲みに来たり、野菜が採れると持ってきてくれたりするので、お茶を出して話をして1日終わることも…
必ず誰かが来るので、誰にも会わなくて寂しいと思うことはありませんが、それが時々面倒くさいと思うことも正直あります。
でも困ったことがあっても誰かが助けてくれるという安心感は田舎暮らしの良さかもしれません。
田舎暮らしのメリットはおしゃれしなくてもいい
時々のおしゃれは必要だけど、普段は最低限のメイクとそこそこの格好でOK。
なにせ急に畑に行くこともあるので、綺麗な格好でいても仕方がないのです。
パソコンするにしても楽な格好が一番効率が良い気がします。
パソコンかウォーキングか猫とゴロゴロしてるのがほとんどなので、軽めのスポーツウエアで十分なのです。
在宅ワークは基本的にのんびり暮らせる
なんだかんだでのんびりとした時間を過ごせます。
自分で時間管理や仕事のペース配分をしっかりすれば、ゆったりとした時間を自分の意思で決めることができて気持ちが楽です。
田舎暮らしの在宅ワークのメリットデメリットのまとめ
田舎暮らしのデメリットもあるけど、大切な人のお出かけに付き合える、緊急な用事にも対応できるポジションでいたいというのが私の望みだったので、在宅ワークはそれを実現できて満足しています。
朝日を浴びながら猫とのコーヒータイム、日中は誰かの用事に付き合えるように軽めのワークを。
夕方の散歩の時間、ワインを飲みながらちょっと仕事の時間など、自分でコントロールできるのがメリットです。
自分の気に入った場所に住みたい、誰かに合わせた生活を重視したいと思う人には在宅ワークはメリットが多い職ではないかなと思います。