知らず識らずのうちに、不妊に繋がる生活パターンになっていませんか?
不妊症には、何らかの理由があって卵子が育たなかったり、着床しなかったりといった、妊娠に至らないケースがいくつかあります。
下記に当てはまる19個の習慣が多くある人はいませんか?
不妊につながる悪習慣とその理由を、妊活マイスターが解説します。
1、喫煙している、近くに喫煙する人がいる
タバコに含まれる、有害ミネラルが、卵子をどんどん死滅させています。
よって、卵子の数が減少します。
また、喫煙者は閉経を5年ほど早めるとも言われています。
喫煙している妊婦さんのお腹にいる赤ちゃんの卵巣を調べると、卵子はやはり少なくなっています。
生まれた子供が、不妊症になる可能性が大きいのです。
また、副流煙は喫煙者自身が吸い込む煙の数倍の有害物質を含んでいますので、妊娠前に禁煙とデトックスをしましょう。
2、ビールをほとんど毎日飲んでいる
アルコールを摂取すると、血液が上手く流れないのでいい栄養を卵子に届かせることができません。
またビールは糖質が高いため、「糖化」が起こり卵子を劣化させます。
糖化とは、つまり「細胞が焦げる」ということです。
糖質が体温により焦げ、身体のタンパク質を変形させてしまうのです。
その現象が、卵子でも起こるというわけです。
また、缶ビールや缶チューハイから、アルミが体内に入ってきて、蓄積されます。
アルツハイマーの原因にもなるので、控えた方が良いです。
しかし、赤ワインなら、抗酸化作用があるので、1杯程度を時々ならいいでしょう。
3、コンビニやスーパーで買ったお惣菜を良く食べている
使い回しの油、時間が経ったフライや天かす、スナック菓子は過酸化脂質(酸化した油)です。
要は腐った油であり、体の中をどんどん酸化させ、卵子などの細胞膜がもろくなり、劣化させてしまいます。
そして、酸化した油は、腸の汚れが進み、腸内環境を悪化させます。
また、揚げ油に使われる「トランス脂肪酸」は血管内で固まりやすく血液がドロドロになり、卵子まで栄養が届きません。
マーガリン、菓子パン、チョコレート、ファストフードのカリカリしたポテトなどにトランス脂肪酸が含まれています。
もしこういう油を頻繁に摂取しているのであれば、悪い油は良い油で追い出せるので、亜麻仁オイルを毎日スプーン1杯、サラダなどにかけて召し上がるといいでしょう。
4、体重管理ができていない
いきすぎたダイエットによる体重の不安定は、卵子の老化を加速させてしまいます。
痩せすぎも、肥満も排卵がなくなったり、月経が止まってしまいます。
また、体脂肪が少なすぎると女性ホルモンが不足しますので、女性機能が上手く働かなくなってしまいます。
5、甘いものが好き
糖の急激な吸収で卵子を劣化をさせてしてしまう『糖化』が起こります。
また、小麦粉製品と乳製品は、ほとんどの日本人は消化できる酵素を持っていないため、消化不良を起こし、未消化物質(グルテン・カゼイン)が血中に入ってきてしまいます。
そうすると、血液の赤血球を繋げてしまうので、血流が悪くなって、卵巣、子宮まで良い栄養や酸素が行き渡りません。
栄養が届かないと良い卵子が育たないですし、着床環境も整いません。
6、睡眠時間が6時間以内
卵子の発育を促したり、傷の修復をするためには、成長ホルモンが必要です。
成長ホルモンは睡眠時に脳から分泌されます。
質の良い眠りは、成長ホルモンの分泌を促します。
ちゃんと睡眠をとり、卵子を成熟した受精できるものにしましょう。
7、寝る時間が遅い、良く眠れない
卵巣にある体内時計は、排卵や月経に関係しています。
睡眠を誘発するホルモン「メラトニン」は、酸化ストレスから細胞を守る抗酸化作用があります。
このメラトニンは卵巣内には多く含まれ、ストレスから守ってくれています。
要するに、ストレスはダイレクトに卵巣にひびいてくるのです。
ストレスから守ってくれるメラトニンを分泌させるように、スムーズに眠りに入る環境作りをしましょう。
8、遅い時間に夕飯を食べる
寝る3時間前までに食事を済ませないと、消化不良を起こし、腸の中が荒れてしまいます。
腸が荒れると、破れた網戸みたいに、不要な物質までも体内に通してしまいます。
その、不要な物質のせいで、体のいろんなところに有害物質が届いてしまいます。
腸内環境がよければ、その侵入を防いでくれるので、消化不良を起こさないことが大事です。
9、家庭や職場でストレスを感じる
ストレスは、あらゆるホルモンを分泌している副腎を疲れさせてしまいます。
これが一番の、不妊の原因となっています。
イライラしないように環境を整えたり、ストレスの暖和をしてくれる、ビタミンCやカルシウムを摂るようにしましょう。
10、午前中にコーヒーを飲む
午前中は代謝酵素を排泄のために使う時間です。
起きてから3時間後にしか、胃や腸の内臓器官がフルに活動を始めないので、起きてすぐに消化分解に力がいるカフェインは酵素を無駄に使ってしまいます。
そうすると、体の中に溜まった有害物質などを排出できず、体の浄化ができないのです。
浄化できないと、細胞が上手く働けないのです。
11、1日ぜんぜん動かない(デスクワーク)
全然動かないということは、血流が悪くなります。
筋肉が少ないのも血行不良の原因になります。
血流が悪いと、細胞に栄養が行きません。
卵巣に栄養が届かないと、良い卵子も育ちません。
また、腹筋が弱いことで、便秘になりやすいので、腸内環境も悪くしてしまいます。
12、一晩寝かせたカレーが好き
カレーは、みんな大好きですよね。笑
でも、一晩寝かせたカレーは、酸化した油の塊なのです。
つまり、体の中をどんどん酸化させ、卵子などの細胞膜がもろくなり、劣化させてしまいます。
13、ラーメンが好き
ラーメンも一緒で、酸化した油ですね。
それプラス、小麦粉(グルテン)が悪さをするのです。
ラーメンの麺は、小麦粉からできています。
この小麦粉を分解する酵素をほとんどの日本人は持っていないのですが、なんとか消化しようと酵素をたくさん無駄に使ってしまいます。
そうすると体内酵素が減り、細胞を修復する酵素が働けないのです。
つまり、卵子が老化する一方なのです。
14、パンやパスタが好き
これも、小麦粉のグルテンが不妊の原因を作ってしまいます。
菓子パンの場合は、糖質による「糖化」や添加物もたくさん入っています。
15、白いご飯が好き
白米も糖質が高い、高GI食品です。
高GIとは、血糖値を急激にあげてしまう食品のことを言います。
急に血糖値をあげることで、卵子を劣化させてしまうと同時に、脂肪を貯めやすくします。
その脂肪に、食品添加物などの、有害物質を溜め込んでしまいます。
有害物質を体に溜め込んでると、体の内側からストレスを感じ「副腎」という臓器が疲労してしまい、女性ホルモンのバランスが崩れ、不妊の原因を作ってしまいます。
16、スナック菓子やカップラーメンが好き
食品添加物、酸化した油、小麦粉が含まれてますね。
このような食品を好んで食べてる人は、細胞が硬く、もろく、劣化してると思われます。
つまり、卵子の質が悪いということです。
そうすると、受精も、着床もしません。
食品添加物が入っていない物をなるべく選んで食べましょう。
また、カップラーメンにお湯を注ぐことで、スープにプラスティックが溶けて入っています。
チンしたお弁当にもプラスティックが入っています。
妊娠前にプラスティックを排出してないと、胎児に受け継ぐことが分かっています。
赤ちゃんのためにも、プラスティックを意識して体内に入れないようにしましょう。
17、フルーツや生野菜が嫌い
酵素不足が考えられます。
酵素が不足すると、細胞の再生などが行えません。
酵素は、生の野菜やフルーツに多く含まれるので、積極的にとりましょう。
18、普段水をあまり飲まない
有害物質の溜め込み、血流が悪い、などが考えられます。
良いお水を飲み、体の体液を綺麗にしましょう。
19、ヨーグルト、牛乳、チーズを良く食べる
小麦粉の未消化物質(グルテン)同様、乳製品の未消化物質(カゼイン)を分解する酵素を日本人のほとんどの方は持っていません。
乳製品の未消化物質(カゼイン)による腸内環境の悪化や、血液のつまりを引き起こします。
食事が欧米化して、『日本人に合わない食生活』が、不妊の原因を作る一つの要因でもあります。
ちなみに、乳酸菌はキムチ、ぬか漬け、味噌にもたくさん入っているんですよ。
乳酸菌を摂るためにヨーグルトを頑張って食べてる方もいらっしゃると思います。
でも逆効果です。
和食から乳酸菌はたくさん摂取できます。
和食を心がけ、乳製品の摂取を減らしましょう。
まとめ
大事なのは、『食べ物、睡眠、血流』です。
理由がわかれば、ちょっとだけ意識を変えていけそうですよね?
体に与える習慣を見直して、『良い卵子』を作れるカラダを目指しましょう。
良い卵子ができるということは、体の隅々まで良い栄養が届いてるということなので、『子宮の状態も良い』ということになります。
妊娠に意識を持っていくのではなく、まずは、赤ちゃんの元である「卵子」を育てることから始めましょう。
ちなみに、受精する時に、精子はDNAしか運んでこないので、赤ちゃんの体の土台は卵子なのです。
その卵子を私たちは、生まれる前から守っています。
だから、女の子は体を大事にしなければいけないんですね。
卵子を守る「卵巣」はストレスに弱いので、できるだけストレスを溜めないような生活を心がけましょう。