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胎教は効果があるの?「胎児の持つ能力と胎教」の医学的根拠と時期

胎生1ヶ月(受精して1ヶ月)頃には、驚くほど複雑な条件反射活動を始めることが、研究で明らかになりました。

『胎教』と聞くと、どうしても早期教育のことや、胎児に勉強をさせることをイメージする人が多いようですが、そういうことではないです

天才児を産むということではなく、生まれながらにして、母親が持っているある知的な能力」、少なくてもその「素質」を備えている状態にするということです。

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胎児の記憶

妊娠中に「まめこ」と呼んで話かけてた方がいました。

生まれてからは「まめこ」と呼んだことがなかったのに、2歳半ごろに突然「ママ!まめこちゃんってだれ?まめこちゃんかわいい?ねぇママ、言ったよね?」と言い始めたそうです。

「ママは、僕がお腹にいるとき、この曲をよく聞いていたよね」とか、不思議ですが胎児の時の記憶がある子供は結構いるんです。

妊活マイスターの講師である、内面美容医学財団の理事長、松山夕稀己先生のお嬢さんも、先生自身も、胎児の頃の記憶があるそうです。

赤ちゃんは、オギャーと生まれてから生きてるのではなく、お腹の中ですでに生きているのです。

妊娠中の胎児とのコミュニケーションは、妊婦さんだけの特権です。

胎教とは?本当に効果あるの?

母親が好きなことを、マインドで伝える、それが『胎教』です。

胎教』はあまり難しく考えるよりも、お母さんが幸せに楽しく行わなければなりません。

それは、お腹の中の胎児の感受性は、「お母さんのホルモンで芽生える」という研究結果が出ているからです。

胎児教育とは、天才児を作るのではなく、生まれてから愛情に恵まれた精神力学習能力フルに発揮できるように準備をするということです。

ピアニストのアルツールや、バイオリニストのユーディーも、母親が妊娠中に毎日練習していた曲を聴きながら成長したため、生まれて始めて聞いた曲でもすぐに演奏できたと言われています。

それは、母親にとって好きなことをしているから良い影響がこのように表れたのです。

胎児に勉強させるというよりは、「気持ちの環境」を用意する期間だと思ってください。

「安心して生まれてきていいんだよ」と伝えることで、表情豊かでチャレンジ精神のある元気な子供になりやすいということです。

胎児の持つ能力はすごいということ、その可能性について知っておくことで、その子が生まれてから愛情に恵まれた精神力学習能力をフルに発揮できるように準備ができます。

しかし胎教は、お母さんが楽しく行い、精神が安定した状態でないと意味がないのです。

母親から身体的・精神的なあり方胎児に伝わるからです。

いくら胎教に良いからと言って、母親が嫌いな音楽を聴いても逆効果です。

胎教を始めるタイミング

胎生1ヶ月になる頃には、驚くほど複雑な条件反射活動を始めることが、研究で明らかになりました。

なので、妊娠が分かったら胎教を始めていても良いのです。

かと言って難しく考えず、

お母さんは、幸せよ

ということをマインドで伝えるのが重要なのです。

【胎児の発達過程】

〈1ヶ月〉
条件反射活動を始める

〈2ヶ月〉
ボディーランゲージを始める 子宮対話による胎教開始

〈3ヶ月〉
全身運動が始まる コミュニケーションが始まり、絵本を読む時間を作る

〈4ヶ月〉
光に対して反応が始まる 目を細めたり開いたり音楽を聴くことを始める

〈5ヶ月・6ヶ月〉
触覚の発達、味覚の発達。会話をし日常の生活を教える

〈7ヶ月〉
外の音が聞き取れるようになるので敏感になる 母親の態度や感情に反応する

〈8ヶ月〉
光を感じることができる 意識が芽生える

※データ 一般財団法人 内面美容医学財団より

胎児の感受性

胎児は、自分を守ってくれている『母親の愛情』が確認できた場合は、たとえ母親がストレスを感じる場面があっても自己防衛を行い、胎児自身に影響が行かないようにすることを、すでに学んでいます。

母親の胎児守る愛情ほど、強いものはありません。

出生前心理学では、「胎児は、母親の感情を敏感に感じ取ることができるだけでなく、胎児を欺(あざむ)くことはできない」と言われています。

つまり、如何に母親が子供を守り、愛しているかが大切です。

妊娠中に回避できないようなストレスを受けていた場合や、恐怖に襲われた時に血液に流れてくるホルモン(カテコールアミン)が、胎児に影響し精神的不安を抱えた子供が生まれる確率が高くなると言われています。

妊娠中は、母親の気持ちが胎児に伝わる大事な時期です。

妊娠中に、イライラしたり、情緒不安定な時期を過ごしていると、お腹の胎児も、同じ気持ちで成長していきます。

そんな気持ちで成長して、誕生した赤ちゃんは、不安定な気持ちを引きずります

例えば、ぐずれたり夜泣きがその傾向です。

胎教の効果は、お母さんの気持ちで左右されるので、全てが医学的根拠があるものではありません

しかし妊娠中は、ストレスのないように過ごし、胎児との心のコミュニケーションを大事にすることで、育児期のコミュニケーションもとりやすくなるのです。

胎教で、これから成長するベースが作られるということです。

生まれてくる赤ちゃん、そして、これから育てるお母さんの為にも『胎教』は大事な母業なのです。

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