「女性のカラダ」は本当に繊細です。
女性のストレスは、ダイレクトに卵巣が影響を受けてしまいます。
卵巣は、ストレスから守るために、コレチゾール(ストレスから守るホルモン)が多いところです。
でも、ストレスが多すぎると、このコレチゾールの分泌が追いつかず卵巣を守れなくなるのです。
それが、卵子の質を下げてしまったり、子宮環境が悪くなってしまう原因です。
自分のカラダを大事に扱い、愛され、心身ともにリラックスすることが妊活には大切なのです。
妊活に大敵!!ストレスをためないことが妊娠率を上げる
ストレスから不妊の原因になるメカニズム
なぜストレスが不妊に繋がるのでしょう?
まず脳でストレスを感じる
↓
脳から「副腎」へ刺激ホルモンを出す
↓
刺激を受けた「副腎」が抗ストレスホルモン(コルチゾール)を出す
↓
コレチゾールの分泌によりストレス暖和
↓
コルチゾールが、副腎から大量に出ると、
女性ホルモンのバランスが崩れる
↓
女性ホルモンの乱れが、良い卵子を作る妨げになる
↓
良い卵子ができないから受精しない
このように、ストレスを受けることで
1、副腎を疲れさせ、そのせいでコレチゾールというホルモンが追いつかないことで、ストレスから卵巣を守れない
2、副腎が疲れることで女性ホルモンのバランスが崩れ、無排卵などの障害がでる
ということが起こるのです。
『ストレスごときで???』
と思っているかもしれませんね。
でも、ストレスを受けることによる副腎という臓器の疲労が不妊の80%を占める原因なのです。
ストレスを避けるのはわがままではない
職場や家庭でストレスだと感じてることがあれば、思い切って環境を変えることは必要なことです。
それは、決してわがままではなく、あなたとあなたの家族、生まれてくる赤ちゃんのためなのです。
全然、悪いことではないのですよ。
不妊治療をストレスだと感じているなら、体質改善の4ヶ月だけでも一旦お休みしましょう。
頑張りすぎているのです。
リラックスして、まずは卵子(つまり、あなたの子供です)と過ごすことが、とてもかけがえのない時間だと自覚し、楽しみましょう。
もう、あなたの赤ちゃんは、お腹の中にいるのですよ。
カラダにストレスをかけない時間割があります
体が働く時間割に合わせた生活をすることでストレスは減ります。
AM4時~正午 ・排泄のサイクル(体内の老廃物と食物カスの排出の時間帯)
排泄の時間なので、朝食はフルーツだけの方がいいのです。
正午~PM8時 ・摂取と消化のサイクル(食べることと消化の時間帯)
この時間に良い栄養素を摂りましょう。
PM8時~AM4時
・ 吸収と利用のサイクル(からだへの同化の時間帯)
ゆっくり休み、細胞に良い栄養を与えましょう。
ナチュラルハイジーン(体のサイクル)に合わせた時間で動くことで、体の代謝を促す体内酵素を無駄に使いません。
カラダへの負担が軽く、体の中のストレスが暖和されます。
このナチュラルハイジーンに合わせた生活をすると、細胞(卵子)を再生する代謝酵素が働きやすくなります。
酵素と妊活についての記事はこちら↓ 実は、もともとの体質で酵素をたくさん持ってる人もいるし、少ない人もいます。 たくさん持ってる体質の人でも、今までの生活習慣で酵素を無駄に消費してしまい、不妊の原因になってしまってる人もいます。 少ない ... 続きを見る
『酵素』ってすごい!効果と妊娠の関係|30代後半でもあきらめない
妊娠した方の「ストレス解消妊活ライフ」具体例
5:00起床
朝日を浴びて朝だということをカラダに知らせましょう。
朝、光を浴びることで、夜になるとちゃんと眠りやすくなります。
軽い運動(ウォーキング・ヨガ)
朝、軽い運動をすることで「酸素」をたくさん取り込めます。
「酸素」を運ぶ血液の循環が良くなり、「体温」が上がります。
「体温」が上がると子宮や卵巣が動きやすくなり、卵子の質も上がります。
8:00朝食
酵素がたくさん含まれる生野菜や生のフルーツを食べましょう。
起きてすぐに食べるよりも、3時間後の方が消化器官がちゃんと動き出すので、消化不良を起こさず、良い血液が作れます。
良い血液ができるということは、栄養が卵子に届きやすいのです。
消化に負担のかからないもの(酵素発酵飲料・サラダスムージー・野菜ジュース)がベターです。
10:00ハーブティーを飲む
普段コーヒー派の方も午前中は控えましょう。
午前中は排泄の時間ですので、まだ消化器官が十分に働けません。
カフェインは消化酵素をたくさん使ってしまうので、消化準備が整ったお昼12:00以降に飲むようにしましょう。
腸内環境を良くして良い血液を作る為には、午前中は質の良いお水やノンカフェインのハーブティーなどがオススメです。
12:00ランチ
やっと消化・吸収の時間です。
消化器官が活発に動き出しますので、消化に時間のかかるものは、この時間に食べるようにしましょう。
妊娠に向けた、取り入れたい栄養素をこの時間にしっかり摂りましょう。
15:00ティータイム
午後なのでコーヒーもOKです。
カフェインを分解できる消化酵素が活発に働いてますから、どうしてもコーヒーが飲みたい方は午後に飲みましょう。
でも、妊娠する可能性のある時期でしたら濃いコーヒーは控えましょう。
カフェインには遺伝子変形があると言われています。
それが21番目の遺伝子でしたらダウン症の子になってしまいます。
オススメは、「甘酒」です。
今は、カフェにもノンアルコールで冷たい甘酒があったりしますので、発酵飲料をとったほうが妊活中はいいです。
友達とおしゃべりしたり、綺麗な景色を見て、日頃のストレスを発散しましょう。
電磁波の少ない海や、自然豊かな公園などでちょっとお茶するのもいいですね!
裸足で砂浜を歩くと、体に溜まった電磁波が抜けます。
体の中に溜まったストレスを出しましょう。
17:00夕食準備
新鮮な食材を買いましょう。
できれば獲れたての新鮮な野菜が置いてあるお店を選びましょう。
わざわざ、毎日買い物に出かけることで、運動にもなります。
ウォーキングがてら、新鮮な食材を求めてお買い物に行くのもいいと思います。
野菜は切ってしまうと酵素が失われますから、料理する直前に切るほうがいいです。
18:00夕飯とお酒
一人よりも複数で会話を楽しみながら食事をすることで、カロリーも消費します。
アルコールは毎日ではなく休肝日を作りながら、飲みすぎないようにしましょう。
糖質の多いものは卵子の老化を早めてしまいますから、糖質の少ないお酒である、ハイボールや赤ワインがオススメです。
赤ワインは、老化と戦う抗酸化物質がたくさん入ってます。
かといって、飲み過ぎはよくないです。
1杯程度にしましょう。
20:00入浴
この後、良い睡眠をとる為には、あまり遅い時間の入浴はオススメできません。
体を温め、リラックスし、寝るまでにクールダウンできる時間が必要です。
老化を早めてしまう『活性酸素』や体の中に溜まった『有害物質』をを除去する水素バスがオススメです。
21:00寝る準備
良い睡眠をとる為に「暗めの照明」で過ごしましょう。
アロマオイルを焚いて、香りで心を落ち着かせたり、アロマキャンドルの炎を楽しみましょう。
リラックス効果のあるラベンダーがオススメです。
スマートフォンやテレビなどの強い光を見ると、脳が刺激を受け興奮し良く眠れません。
良く眠れないと、卵子を再生する時間が取れないということになります。
妊活中の方は卵子を若返らせていかなければいけませんので、良い睡眠がすごく大事なのです。
22:00就寝
良い睡眠をとる環境を作りましょう。
パジャマ、ベットシーツやカバーは、できれば天然コットンやシルクなどの化学繊維じゃないものがオススメです。
洗濯洗剤も無添加なものを選び、皮膚から有害物質を吸収しないようにしましょう。
目覚ましにスマートフォンを使っている方も多いと思いますが、できれば寝る場所から遠いところに置く方がよいでしょう。
まとめ
妊活の決め手は、良い睡眠!
ポイント
・良く眠るために早起き!
・良く眠るために運動!
・良く眠るために照明に気をつける!
・良く眠るために食事を早めに済ませる!
質の良い睡眠ができるとストレスも受けにくいです。
逆に、ストレスを避けると、よく眠れます。
「快適な環境」を整えましょう。