いわゆる男性の「草食系」は主に、食品添加物の影響だと言われています。
男性機能がうまく働かないと言うことは、食品添加物などの有害物質が体に入っている為、男性ホルモンが影響を受けている証拠なのです。
男女問わず、この有害物質が体の中に溜まっていることが、月経周期不順、卵管の炎症、子宮内膜の病気、着床障害、勃起障害、無精子症などを引き起こす発端となっています。
その有害物質はどこから「体の中」に入ってきて、不妊の原因である『副腎疲労』につながるのかをまとめました。
気づかない有害物質が不妊に繋がる
私たちの身近な日用品に、有害物質がたくさんあります。
有害物質がカラダの中に入ると、ストレス(化学的ストレス)が体にかかり、「副腎」という臓器を刺激します。
「副腎」とは、ホルモンを作る臓器です。
有害物質が体の中にあるということは、その「副腎」を疲労させる要素がたくさんあるということです。
実は、この副腎という臓器の疲れ、つまり『副腎疲労』が不妊の原因80%を占めています。
副腎はストレスを和らげるために頑張ります。
そのおかげでストレスは和らぎますが、代わりに女性ホルモンのバランスが崩れてしまうのです。
それが不妊の原因です。
身の回りにある有害物質
有害な化学物質とは、例えばこのようなものです。
スズ・水銀・鉛・カドミウム・ヒ素・アルミニウム・ベリリウム・ダイオキシン…などがあげられます。
ダイオキシンは大気汚染により、魚や野菜、お米などの食材としてカラダに入り込んでしまいます。
食べ物以外でも、私たちの体に入ってきてしまう有害物質はたくさんあります。
・パーマ液、カラーリング剤
・シャンプー、コンディショナー
・ナプキン、おりものシート
・洋服洗剤、柔軟剤
・虫除け剤
・歯科の詰め物(アマルガム)
・予防接種のワクチン(防腐剤として使われているチメロサールに含まれる)
・工場水の循環での雨
・タバコの煙
・排気ガス
・歯磨き粉(ミョウバン)
・農薬
・ピアス
・メイク用品
・制汗スプレー
コレらは、皮膚から吸収してしまいます。
プラスチック
女性は特に気をつけていただきたい!『プラスチック』
なぜかと言うと、妊娠初期に羊水から赤ちゃんに汚染するからです。
タッパ、ラップ、プラスチックの容器に入ったお弁当をそのまま電子レンジでチンすると、食べ物にプラスチックが溶けて入っています。
また、カップラーメンの容器も熱いお湯を注ぐと溶けています。
よくチンし過ぎて、ラベルが黒くなったり、容器がちょっと溶けていたりしませんか?
「あーちょっと温め過ぎたな〜」くらいにしか思っていませんよね?
でも実はプラスチックを食べてたんです。
それをちゃんとデトックスしないで妊娠したら・・・と思うと、怖いですよね。
生まれてくる赤ちゃんが可哀想です。
例えばこういうことです。
私たちがお母さんのお腹の中にいたときに、お母さんがこのようなプラスチック物質が体の中にあったとしたら…今、自分の中にすでにあるという事です。
不妊の原因はもしかすると、お腹の中にいた時から決まっていたかもしれません。
出産はデトックスになるとよく言いますが、赤ちゃんや羊水と一緒に出てくるからです。
近年、羊水が化学物質の匂いがすると内面美容医学財団の松山先生がおっしゃってました。
化学物質まみれの羊水の中で赤ちゃんを育てたいですか?
【プラスティック容器に使われるビスフェノールA】
ビスフェノールAは妊娠初期の用水から赤ちゃんへ汚染します。
厚生労働省食品安全部基準審査課はホームページに「ビスフェノールAについてのQ&A」を掲載し、特に乳幼児と妊婦に対して注意を呼びかけられています。
【こんなところにも使われています】
トマト缶の内側にはビスフェノールAを原料とするエポキシ塗装が施されており、トマトの酸性度が高いので、溶出が認められると言われています。
タバコ
喫煙は、卵細胞が早く劣化してしまいます。
喫煙が卵巣に影響を与えているということです。
また、タバコを吸うと、流産・死産率が高くなり、胎児の発育も悪くなりますので、女性は絶対に禁煙すべきです。
男性の喫煙は、男性不妊にも影響を与えています。
精子の状態を悪化させ、精子濃度、総精子数、総運動精子数の低下をもたらします。
男性は妊活中に禁煙するだけでも精子の質が変わりますが、女性は妊娠期間中だけではなく妊娠するずっと前からタバコの影響が赤ちゃんの健康を左右します。
でも副流煙の影響を考えると、パートナーと共に禁煙すべきです。
妊活は、二人一緒ですることに意味があると思います。
缶ビール
重金属の中で「アルミニウム」は、私たちの体の中に簡単に入ってきます。
例えば、缶ビール。
『アルミニウムと炭酸』の組み合わせが悪いのです。
なので、缶ビールに限らず、缶チューハイ、缶に入った炭酸飲料全てです。
もし炭酸飲料を飲むのなら、ビールなら瓶ビール、瓶のコーラ、ビー玉入ってる瓶のラムネがいいですね。
他にもアルミニウムは、銀歯や歯の矯正、アルミに入ったうどん、シャケのホイル焼きなど。
カラダに簡単に入ってきてしまうアルミニウムは、アルツハイマーの原因にもなりますので、しっかりデトックスして排出しましょう。
そして、できるだけ体に入れないように気をつけましょう。
食品添加物
日本では、食品添加物の認可数は他国と比べて10倍以上!
日本人の添加物摂取量は、なんと年間4〜8Kgといわれています。
摂りすぎです。
酸化防止剤、防カビ剤、合成保存料、着色料、発色料、甘味料、糊料等…
男性の生殖器が機能しないのは、ほとんど食品添加物が原因と言われています。
できるだけ自炊をし、添加物を体に入れない工夫をする事で、精子も元気になりますし、女性のフェロモンを感知し、子孫を残すという本能がちゃんと働くはずです。
ノンシュガーが体に良いと思ってる人多いかもしれませんが、結局は甘味料が使われています。
不妊の影響だけでなく、ダイエットにも食品添加物は大敵です。
因みに、あまり知られていないかもしれませんが、ノンシュガーはカロリーはゼロでも、太ります。
それは、代謝を妨げる物質なので、どんどん太ります。
コンビニ弁当、スイーツ、パンには保存料が入っています。
ファストフードのソースやハンバーグにも。
料理に使う、「混ぜるだけで本格派な味」が出せる合成調味料。
スナック菓子やカップラーメン。
ハム、ベーコン、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ。
加工されたものには、ほとんど保存料が入ってると言うことです。
悪い油
ファストフードで使われてる油でトランス脂肪酸の可能性もあります。
アメリカでは心筋梗塞や狭心症のリスクがあるとして「安全とは認められない」として禁止されています。
でも日本では、まだ規制がない為、安い油のトランス脂肪酸が使われています。
トランス脂肪酸は、血管固まりやすく血液がドロドロになる有害物質です。
網膜剥離の原因にもなります。
代表的なトランス脂肪酸はマーガリン。
食べ物を買うときに、原材料表示を見て、マーガリンが入っていたらやめましょう。
その他には、スナック菓子、菓子パン、チョコレート。
ファストフードに含まれているショートニングです。
まとめ
あげればキリがないほど私たちは、有害物質の中にいるのです。
それが妊娠を妨げる原因で、まずはこの有害物質を体の外に出すことが最優先です。
有害物質が日常に溢れすぎるため、完全に防ぐことはできません。
なので体の中の有害物質を出すようにしなければいけません。
それには、「ファスティング(断食)」が効果的なのです。
この有害物質がカラダの中にあると、生まれてくる赤ちゃんが影響を受けます。
たとえ、うまく受精して妊娠に至ったとしても、赤ちゃんがその有害物質の影響を受けたまま、育つのです。
妊娠がゴールではなく、その先の、生まれてくる赤ちゃんの未来を考えて、妊娠前にしっかり有害物質について学んでおきましょう。
不妊は、本人だけの問題ではなく、お母さんから受け継いだもの、周りの環境、身近な人の協力があるか?など環境も大きく関わります。
パートナーと、一緒に無添加の食事を作ったり、ファスティングをしたり、ゆっくり眠る時間を合わせたり、空気の良いところで二人で散歩するのもいいでしょう。
しかし、これだけ有害物質について語りましたが、
実は…
不妊の原因の80%が副腎疲労と言いましたが、その要因のストレス。
「ストレス」は有害物質からの影響もありますが、実はプレッシャーからのストレスがほとんどです。
・妊娠しなきゃいけないと焦っている
・不妊治療していることを隠している
・周りから、まだかまだかと責め立てられる
・こんなに頑張ってるのに…できないことへの無力感
・自分の不甲斐なさに自分自身を責める
・お姑さんとうまくいってないことを言えない
・旦那さんが協力的じゃない(孤独を感じる)
・周りの友達みんな、子供がいて羨ましい
頑張っている人に限って、こう言う気持ちを打ち明けられず、ストレスだとも思わず副腎疲労してる方が多いのです。
せめて、パートナーにだけは打ち明けられるよう、話ができる場や雰囲気を作ってあげて欲しいです。
何度も言いますが、
妊活は妊娠がゴールではありません。
生まれてくる赤ちゃんに今してあげられること何ですか?
ストレスついて、もうちょっと周りの方が意識を持ちましょう。
不妊の原因はプレッシャーや環境だということを。
そして、しっかりデトックスして安全な食べ物を食しましょう。
きっと精神的にも安定した元気な赤ちゃんが、授かりますよ。
そして、その子が大きくなって子供をもったときに、きっとあなたに感謝するでしょう。
「丈夫な体で産んでくれてありがとう」と。