色味の見極めは簡単です!
作りたい色が、手持ちのカラージェルよりも
『黄色っぽいのか?・青っぽいのか?』
黄色と青を使って、いろんな色ができることを、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
これが分かると、あなたも自由自在にオリジナルカラーが作れるようになりますよ。
イエローベースかブルーベースか?
色を作る時のコツは、『黄色味系』か『青味系』かを、まず見極めることです。
と言っても、実際色を見比べてみないと、最初は分からないものです。
なので今回は、実際にカラージェルを使って、同じ色に『黄色』と『青』を混ぜるとどのように色が変化するのかをまとめました。
また、オリジナルカラージェルを作る時に、ラメを入れてラメカラーを作る時の注意点もまとめました。
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ピンク編
真ん中の色は、白と赤だけを混ぜたピンクです。
このピンクに、
左→黄色を混ぜた色、右→青を混ぜた色です。
同じピンクの分類でも、こんなに色味が違います。
まずピンクをつくる時は、
1、白と赤でピンクを作ります。
2、・理想の色は写真の左側の色に近いのか?→黄色を足す
・理想の色は写真の右側の色に近いのか?→青色を足す
このステップだけです。
その後に、明度、透明度の調整をします。
パープル編
真ん中の色は、白と青と赤だけを混ぜたパープルです。
このパープルに、
左→黄色を混ぜた色、右→青を混ぜた色です。
同じパープルの分類でも、こんなに色味が違います。
パープルをつくる時も、
1、白と赤と青でパープルを作ります。
2、・理想の色は写真の左側の色に近いのか?→黄色を足す
・理想の色は写真の右側の色に近いのか?→青色を足す
このステップだけです。
その後に、明度、透明度の調整をします。
簡単ですね?
ピンクと同じ要領です。
イエロー編
真ん中の色は、白と黄色だけを混ぜたパステルイエローです。
このパステルイエローに、
左→黄色を混ぜた色、右→青を混ぜた色です。
同じ黄色の分類でも、こんなに色味が違います。
パステルイエローをつくる時も、
1、白と黄色でパステルイエローを作ります。
2、・理想の色は写真の左側の色に近いのか?→黄色を足す
・理想の色は写真の右側の色に近いのか?→青色を足す
このステップだけです。
その後に、明度、透明度の調整をします。
黄色に黄色を入れるわけですから、左側の色は黄色味が強くなります。
これは、『彩度』をあげるということです。
モノトーン色に色味を多く足せばビビットカラーに近づきます。
逆に、色味が少なければ、彩度が低いペールカラーとか、グレイッシュカラーができます。
ラメカラーを作る時の注意点
ラメカラーを作る時は、必ずクリアジェルを混ぜます。
透明度がないと、ラメのキラキラ感が消えて、ザラザラした仕上がりに見えます。
この写真のように、クリアジェルを入れないと、ガサガサして塗りにくいです。
上からトップジェルを塗っても、こんな感じでボコボコして見えますね。
こちらの写真は、クリアジェルを入れて作ったカラージェルにトップジェルで仕上げたもの。
ちょっと写真じゃ分かりにくいですが、うっすらキラキラしたものが見えます。
カラージェルの中にラメが埋め込まれて内側からキラキラする上品なラメカラーができます。
でも、もっとキラキラさせたい時は、カラージェルを一旦塗ってから、クリアジェルだけにラメを混ぜたものを上から塗り重ねます。
そうすると、ラメのキラキラが最大限に活かされます。
まとめ
色を作る時のコツは、『黄色味系』か『青味系』かを、まず見極めることです。
1、まず、だいたいの「作りたい色」を作ります。
2、・理想の色は黄色に近いのか?→黄色を足す
・理想の色は青色に近いのか?→青色を足す
その後に、明度、透明度の調整をします。
明度の調整は、モノトーン色を足します。(白・黒・グレー)
透明度の調整は、クリアジェルを足します。
あとは、質感を変えるかどうかです。
質感は、ラメが入っているのか?パールが入っているのか?ツヤありなのか?マット仕上げなのか?金属的な色なのか?
それによって、パウダーやトップジェルを変えます。
まずは、黄色味か青味系の色かを見極められるように、よーくカラーを見てみましょう。
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