オールシーズン通して人気の「ギンガムチェック」。
実は、チェック模様の中でも難易度が高いです。
他の簡単なチェック模様や、スポンジでポンポンするだけのブランケットネイルなども合わせて、ギンガムチェックの作り方をネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
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ギンガムチェックのやり方
交わったところを濃くするか薄くするかの2パターンあります。
アート部分だけに絞って解説していますので、実際爪にアートをする時は、ケア・ベースジェルの後からの工程になります。
セルフジェルネイルで必要な道具や、基本的な塗り方、ジェルの種類などの基礎知識はこちらからご覧ください↓
セルフジェルネイルののやり方まとめ!店舗経営者が教えるコツ
交わりを濃くするやり方
ベースに白のカラージェルを塗って硬化します。
※ジェルの硬化時間はメーカーによって異なりますので確かめて使用しましょう。
※硬化とは、柔らかい物質が化学的な作用によって硬くなっていくことを言います。
ジェルには『光重合開始剤』と言うものが含まれていて、専用の光を当てることによって液体を固体に変化させます。
ピンクのカラージェルで縦と横に、同じくらいの幅のラインを書きます。
この時のピンクのカラージェルは、不透明なカラーがおすすめです。
半透明カラーでもいいのですが、ムラになりやすいので不透明カラーの方が失敗しにくいです。
ピンクで格子状の模様ができたら、ラインが重なっているところを濃い色で塗ります。
写真の4箇所です。
今回は、白と赤でピンクを作っているので、原色の赤を塗ります。
そうすると透けた2つのラインが重なっているように見えます。
つまり、一番明るい色が白、濃い色が赤ということです。
その中間色がピンクです。
なるべく、白・ピンク・赤の正方形が同じ大きさになるようにしましょう。
硬化したら、トップジェルで仕上げて完成です。
交わりを白くするやり方
先ほどと逆で、濃い色のカラージェルを先に爪全体に塗ります。
そして、薄めのカラーで格子状にラインを書きます。
これも不透明なカラーで書きます。
不透明カラーは塗りつぶせばいいのですが、半透明カラーは筆圧などが難しく、ムラなく同じ幅のラインを書くのは難易度が高いのです。
硬化したら、今度は交わっているところを白で塗りつぶします。
端の半端なところも丁寧に塗りましょう。
トップジェルで仕上げます。
今回は、ツヤのでるトップジェルを使いましたが、マットトップジェルで仕上げても可愛いです。
ギンガムチェックをネイルシールで作る方法
シールを使う場合は、2パターンのやり方があります。
・ギンガムチェックになっているシールを使う
・太めのラインシールを格子状に貼ってギンガムチェックを作る
ただ爪の丸みが強い場合は、どうしても端が合わないので微調整する必要があります。
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ギンガムチェックのやり方と合わせて見たい簡単チェックアート
ネイルアートの『チェック』のデザインのやり方で、初心者でも簡単にできるものを2つ紹介します。
初心者でもできる簡単なチェック模様ネイルのやり方
細めの筆が1本あればできる、初心者向け簡単チェックの作り方です。
「、」だけでできるチェックのやり方はこちら
ギンガムチェックより簡単なスポンジでぽんぽんするだけ「ブランケットネイル」
スポンジを使って、スタンプを押すようにポンポンするだけで簡単にふんわりチェックができます。
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かすれたチェックネイルのやり方
一度塗ったジェルを、硬化する前にキッチンペーパーで吸い取る方法です。
ラインを書いてキッチンペーパーをそっと当て、余分なカラージェルを吸わせてから、硬化します。
すると、モヤっとした模様のスポンジチェックに似たラインができます。
まとめ
ギンガムチェックは、縦のラインと横のラインが重なっている部分を「濃い色」または「薄い色」にします。
半透明カラーで作る方法もありますが、不透明カラーで重なっている部分を、後から塗り足す方法を紹介しました。
この方法は、色ムラがなく綺麗に仕上がるのでおすすめです。