「極細のラインを書きたいのに、いつも太くなっちゃう。。。」と思っているあなた!
実は、使っている筆と筆の動かし方で細いラインを上手に書くことができます。
ジェルネイル「細い線」の書き方のコツと、くっきりとした「細いラメライン」の引き方を、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
ジェルネイルで極細ラインを書く時に使うの筆や、ラインアートの紹介もしています。
細い線を書く時に使う筆
細い線を書くときは、「ライナー」と言う筆を使います。
少し毛足の長いものの方が、『細いライン』は引きやすいです。
細くても毛足が短いタイプは、筆圧がかかりすぎて『太いライン』になってしまいます。
なので、毛足が1㎝くらいの長さがある筆が使いやすいです。
細いラインを引く時の筆の動かし方
基本的に、ラインを書く進行方向に筆の柄を倒しながら書きます。
縦の線も同じように、進行方向に筆の柄を倒しながら書きます。
ラインが太くなってしまう間違った「筆の動かし方」
例えば、横にラインを引く場合、左から右にラインを書くとします。
左から右に、筆先だけを動かすと、手首を回転させる動きになります。
写真のように、筆先だけ右に動いています。
手首だけを動かすと、安定したラインが引けません。
線が太くなったり、細くなったりします。
縦にラインを引く場合も同じです。
手首だけを動かして、ラインを書くと、爪には丸みがありますから、爪の真ん中あたりが太い線になってしまいます。
写真のように、ラインを手前側にまっすぐ引く時に、筆の柄も同じように手前側に倒さないで、筆先だけが手前、筆の柄が奥側にあると、失敗する筆の動かし方をしています。
細いラインが上手く引けない方は、筆の動かし方を見直してみましょう。
細いラメラインの引き方
ラメラインを引くときは、使いたい色のラメとトップジェルを混ぜます。
この時に、トップジェルを少なめに混ぜて、こってりとしたテクスチャーになるように、固めに混ぜておくのがポイントです。
トップジェルが多めだと、ラメラインがぼやっとして、太いラインになってしまいます。
また、同じクリアジェルでもベースジェルを使うと、ジェルがサラッとしてるので、ラメが広がってしまいます。
細いラメラインを引きたい時は、ベースジェルではなく、トップジェルにラメを混ぜて使いましょう。
動画では、これくらいの細くて長めの筆を使っていますが、ラメラインは短めの筆でも大丈夫です。
ラメラインも同じく、進行方向に筆の柄を倒して書きます。
この時に、筆圧をあまりかけないでラメラインを引くと、細いラインになります。
筆圧をかけてラインを引くと太いラメラインになります。
ラインを引いて、一度ジェル専用ライトで硬化した後に、もう一度上からなぞります。
イラストのように、一度塗りでラメとラメの隙間ができたところに、2度目塗りでその隙間にラメが入ってくれるイメージです。
なので、細くてもくっきりとしたラメのラインができます。
ラインの書き方動画
細い線の書き方は「2:10:00〜」
ラメラインの引き方は「5:39:30〜」
ジェルネイルのラインアート
細いラインを横に書くとボーダーネイルができます。
細いラメラインを斜めに引いて、上品なキルティングネイルに。
ラインの太さを変えて、チェックネイルに。
曲線美が素敵な大人っぽいアートも。
細いラメラインで、ナチュラルプッチ柄にも。
ジェルネイルのラインアイテム「ラインテープ」
ラメラインとは違ったメタリックな質感が人気のラインテープ。
上品なネイルアートにもよく使用します。
そのやり方も合わせてご覧ください。
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極細のライン筆1本でできる「つたアート」
細い線が描けるようになると、細い筆1本あれば、こんなにアートの幅が広がります。
「つた」の書き方動画はこちら
まとめ
・細いラインを引く時は、筆の柄を進行方向に倒して書く。
・ラメラインは、トップジェルの割合を少なめにしてにラメを混ぜる。
・ラメラインは、2度塗りする。