初心者からのセルフジェルネイルのやり方基本

ジェルネイルオフがうまくできない|簡単にオフする6つのポイント

自分でジェルネイルオフがうまくできない!

「時間がかかるし、どうやったら早くオフできるのかを知りたい』という方は、参考になると思います。

ジェルネイルのオフがうまくできない6つの理由はコレです。

1、ジェル専用の溶剤を使っていない

2、最初にジェルを削っていない

3、揮発対策をしていない

4、溶剤が少ない

5、放置時間が短い

6、部屋の温度

この理由対策が分かれば、簡単に自分でオフができるようになります。

これらをふまえて、『ジェルネイルのオフ』のやり方を、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。

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ジェルネイルのオフの必要性

3週間〜1ヶ月ぐらい経つと、3ミリ程度伸びます

爪の根元から自爪が見えてきます。

そして、ジェルネイルを付けたところは、だんだん爪先のほうに移動します。

衛生面の観点からも、これぐらいを目処に一旦ジェルを取って、新しく付け直したほうが良いでしょう。

ジェルネイルオフの用意するもの

・ジェルネイルを落とす専用の溶剤

・スポンジバッファー(スポンジ型の爪やすり)

・エメリーボード(自爪を削る爪やすり)

・ファイル(爪やすり)

・プッシャー(ジェルを削ぎ落とすのに使います)

・ニッパー(爪を切ったり、パーツを取ったりするのに使います)

・ビニール袋

・使い捨てのゴム手袋

・アルミホイル

・コットン

ジェルを削る時に、細かい粉が舞います。

ジェルはアクリルなので、このアクリルの素材を吸い込まないように、マスクをしましょう。

クッキングシートを敷いておくと、粉が舞いにくいです。

オフがうまくできない理由

1、ジェル専用の溶剤を使っていない

ジェルの素材は、アクリルなので、マニキュアを落とす除光液では落ちません。

専用の溶剤を必ず使ってください。

アクリルを溶かす『アセトン』でも落とすことができますが、指の油分が失われるので、手が乾燥します。

ジェル専用の溶剤の方が、保湿成分が入っていて、オフが早いです。

2、最初にジェルを削っていない

最後の仕上げに塗ってある、トップジェルは実は溶剤に溶けにくいのです。

なので、トップジェルの層をあらかじめ削っておきます。

そうすると、中まで溶剤が浸透し、オフが早くなります。

浸透しにくいとオフには時間がかかります。

例えば、ホログラムやシェル(貝殻を潰したパーツ)の下には溶剤が染み込みにくいので、オフが遅いです。

3、揮発対策をしていない

ジェルネイルをオフする溶剤揮発性がとても高いです。

※揮発性とは?:液体が常温でも蒸発しやすい性質

なので密封しないと、どんどん揮発してしまい、溶剤をつけたコットンがカラカラになってしまいます。

…ということは、溶剤が十分に爪に当たらず、溶けにくくなるということです。

アルミホイルをしっかり巻く、使い捨ての手袋をはめるなど、揮発しにくいような対策をしましょう。

また、揮発性が高いものを扱う時は、十分に換気をするようにしましょう。

4、溶剤が少ない

ジェルネイルに、しっかりと溶剤が染み込まないとオフは出来ません。

ヒタヒタになる程度、溶剤をたっぷり含ませたコットンを爪に当てて、アルミホイルでしっかり巻きます。

5、放置時間が少ない

溶剤がジェルネイルに浸透するまでには時間がかかります。

せっかく溶剤をつけたコットンで浸透させているのに、頻繁にアルミホイルを取って、様子をのぞいて見てしまうと、台無しです

十分な放置時間を確保しながら、オフの手順を進めて行くと素早くオフが出来ます。

6、部屋の温度

溶剤は温かい方がジェルネイルが早く溶けます。

手が冷たい人は、なかなかジェルが溶けませんので、ミトンを使って温めたり、部屋の温度を高くしてみましょう。

爪の根元側は、体温で溶剤が温まって早く取れますが、爪先端は、体温が伝わらないので取れにくいのです。

6つが当てはならない場合

ハードタイプのジェルの可能性があります。

もしくはセミハードと言って、全く溶けないわけではないけど、溶剤に溶けにくいジェルがあります。

メーカーによると思いますが、プチプライスのジェルや、ノンワイプタイプのトップジェルを使用した際に、なかなか取れない場合があります。

そういう時は、諦めてファイル(爪ヤスリ)で削りましょう。

ジェルネイルオフの「手順」

まず、爪の先端をある程度切っておきます。

そうすることで、先端から溶剤が入り込み、ジェルに浸透しやすくなります

※短くしたくない場合は、爪やすりでジェルの厚み分を削るだけでも違います。

ヤスリは、目の荒いものを(80〜150Gくらい)使うと早いです。

人差し指と中指で挟み、親指を添えます。

大きく、一方向に動かす方が、早く削れます。

往復に動かしてもいいのですが、そうすると、摩擦で爪が熱く感じることがあるので、大きく一方向に動かす方が、熱さを感じる恐れがありません。

アルミホイルを7㎝×10㎝くらいに切っておきます。

それを、1㎝くらい折っておきます。

そうすることで、指に巻いた時にアルミホイルが取れにくくなります。

そして、揮発を防ぐことにもなります。

カットしたコットンは、少し広げてふわっとさせておくと、溶剤をたっぷり含ませることが出来ます。

この一手間が、早くオフするコツです。

溶剤をたっぷり含ませたコットンを爪に当ててアルミホイルで巻きます。

海苔巻きを巻くみたいに、しっかり巻くのがコツです。

使い捨てのゴム手袋を上からはめて、10分以上待ちましょう。

この時に、何度も覗いてみたりすると、溶剤揮発してしまうのと、十分にジェルネイルに染み込まないので、なかなかジェルネイルが溶けません

マニキュアのように、どろっと溶けて落とせる訳ではありません。

コンタクトレンズみたいな、ぺらっとしたものが浮いてきます。

ジェルネイルのアクリルの層がペリッと剥がれた感じになります。

それを、プッシャーで削ぎ落とします。

もし、プッシャーがなければ、スプーンでも代用出来ますよ。

まだ、ジェルが残っているようであれば、もう一度爪ヤスリで表面を削ります

爪の横側を削りたい時は、このように、ヤスリをに持って削ります。

縦方向に削ります。

そして、もう一度、溶剤をたっぷり含ませたコットンを爪に置いて、アルミホイルでしっかりと巻きます。

プッシャーで削ぎ落としても残ったものは、ヤスリで削ります

自爪を削りすぎないように注意しましょう。

自爪の表面は、縦の繊維で出来ているので、縦の繊維が見えてきたら、自爪です。

ジェルが付いているところは、若干白いので分かると思います。ジェルがついてるところだけを削りましょう。

※ジェルが付いているところは、ヤスリを当てると少し引っかかる感じがします。

自爪だけになったら、スポンジバッファーというスポンジ型の爪ヤスリに変えます。

柔らかいスポンジ素材のヤスリで爪表面を滑らかに整えられます

次に、爪の形を整えます。

「エメリーボード」と言う、自爪を削る専用の爪やすりがあります。

爪の角の、皮膚と爪の隙間に入るように作られた薄型の爪ヤスリです。

先端の長さと、形を決めて、エメリーボードを一応方向に動かして、整えます。

サイドは皮膚隙間にヤスリを入れ込み、まっすぐに整えます。

そして、先端に繋げるように整えます。

この後、ジェルを付ける予定であれば、甘皮処理に移ります。

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自爪にする場合は、爪磨きで磨いて、爪表面を綺麗に均します。

しっかり磨いて、艶を出します。

この後、キューティクルオイルや、ハンドクリームで保湿して下さいね!

ジェルネイルを放っておくと危ない…グリーンネイル

爪の表面の層は、縦の繊維でできています。

この縦の繊維が全部均等に伸びるわけではなく、少しずつずれながら伸びてきます。

なのでジェルとの密着面が1ヶ月程経つと多少ずれてきます

そうすると密着面のバランス」が崩れ、ジェルが取れやすい状態になります。

ジェルが浮いてくると、そこから水分が入り、グリーンネイルの原因を作ってしまうので、新しく付け替えることをお勧めします。

グリーンネイルについての詳しい記事はこちら

まとめ

ジェルネイルを素早くオフするコツ」はこの6つ
この6つに注意してやってみましょう。

step
1
ジェル専用の溶剤を使いましょう

ジェルネイルは、除光液では落ちません。専用の溶剤を必ず使いましょう。

step
2
最初にトップジェルを削る

トップジェルは溶剤に溶けにくいので、先にヤスリで削っておくことでジェルネイル全体に溶剤が浸みこみやすく、オフが早くなる!

step
3
揮発対策に手袋を使いましょう

手袋をして、溶剤の揮発を防ぎましょう。

step
4
溶剤はたっぷりコットンに含ませましょう

たっぷり溶剤をジェルネイルに当てることで、早くジェルを溶かすことが出来ます。

step
5
放置時間をいつもよりも長くおいてみましょう

放置時間が短いとジェルがなかなか溶けません。様子を見るのにちょこちょこアルミホイルを開いてしまうと台無しです。

step
6
手を温める

温度が高い方が、早く溶けます。
手が冷たい人や、寒い時期は、ミトンなどで温めるようにしましょう。

(※注意)直接火にかけないで下さい。

このブログで解説した動画

動画では、削り方などが分かりやすいです。

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