ジェルネイルがすぐに剥がれてしまう。。。というお悩みの方へ!
長持ちする甘皮処理の正しいやり方と、処理する本当の場所はどこなのか?を、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
実はジェルを塗る前の甘皮処理のやり方が、セルフネイルで剥がれる理由の90%影響しています。
その理由と甘皮処理のやり方、ジェルを塗る前にやっておくべき事をまとめました。
セルフでのジェルネイルが剥がれる理由
それは、甘皮処理する工程でルースキューティクル(甘皮)をちゃんと取っていないからです。
根元側・横側から浮いてくる人は、それが原因です。
ルースキューティクル(甘皮)が残っていると、そこから空気が入りやすくジェルが浮いてきます。
また、ジェルを塗る際にも、そのルースキューティクルを伝って皮膚に流れていってしまいます。
このルースキューティクルが綺麗に処理されてさえいれば、万が一ジェルがはみ出しても、ウッドスティク(木の棒や爪楊枝など)ではみ出しの処置ができるのです。
『ジェルが皮膚にはみ出す』という失敗が原因での、ジェルの持ちの悪さはなくなります。
なので、この『ルースキューティクル(甘皮)の処理』というのは大事な作業なのです。
甘皮とは?
ジェルネイルをする際に、処理しなければいけないものは、ルースキューティクルと言って、爪が指側の根元から伸びてくるときに、爪に貼り付いて一緒に出てくる薄い皮(角質)のことです。
この薄い皮(角質)さえ取れば良いのです。
超初心者でもできる簡単セラミックプッシャーでの「甘皮処理」の動画はこちら
甘皮処理の手順
キューティクルリムーバーを塗る
ルースキューティクル(甘皮)を処理しやすくするための、キューティクルリムーバーを塗ります。
爪をウエットな状態にする
メタルプッシャーに水をつけて、爪をウエットな状態にします。
※ルースキューティクルは水で柔らかくなるので、処理しやすくなります。
メタルプッシャーでルースキューティクルを爪から剥がす
この赤いライン上の、白くなってる部分を爪から剥いでいきます。
爪に対して、約45°傾けてメタルプッシャーを当てます。
この時に、爪から浮いた状態でメタルプッシャーを当てると、キューティクル(写真D)を傷つけてしまいますし、痛みを感じることがあります。
しっかり爪に密着させて動かします。
処理するのは、ルースキューティクル(写真E)です。
剥がしたルースキューティクルをガーゼで拭き取る
メタルプッシャーで剥がしたルースキューティクルを、ガーゼで拭き取ります。
キューティクルニッパーで余分な角質を除去する
残ってしまったルースキューティクルを、ニッパーで取ります。
ニッパーを爪に当てる角度に注意しましょう。
ささくれも綺麗に取る
ささくれを取るだけで、爪が綺麗に見えます。
綺麗に甘皮処理ができても、ささくれがバサバサッとあると、見た目が良くありません。
ささくれは、できてしまったらカットするしかないので、綺麗に除去しましょう。
メタルプッシャーの持ち方
鉛筆を持つような持ち方だと、余計な力が入ってしまい、爪を傷つけてしまいます。
人差し指を離して持つことで、余計な力をかけることなく作業ができます。
小指をどこかに当てて、支えにします。
そうすることで、手のブレがなくなり、メタルプッシャーを安定して動かすことができます。
メタルプッシャーの当て方
メタルプッシャーの先を絶対に浮かさないように爪に添わせて動かします。
浮かせてしまうと、キューティクを傷つけてしまいますし、ルースキューティクルも綺麗に取れません。
キューティクルニッパーの使い方
刃先が下になるように、下から包むように持ちます。
ニッパーを握ると切れます。
刃先が皮膚に刺さるような角度だと、皮膚を切ってしまいます。
刃先が皮膚に刺さらないような角度でニッパーを当てると、皮膚を切ることはありません。
刃の面で切るようなイメージでニッパーを当てます。
絶対に、爪や皮膚に対して刃先を立てないようにしましょう。
おすすめのニッパーはこちら
安定した握り心地で刃の角度が使い安いです↓
https://room.rakuten.co.jp/room_37d81531e5/1800005836952423?scid=mi_rom_newweb_col_mail
ネイルケアに必要なグッズでおすすめのものを紹介します。
甘皮処理の動画
プッシャーやニッパーの動かし方や、注意点をまとめた動画です。
参考になさってください。