夏に人気のネイルアート、ジェルネイルを使った「タイダイネイル」のやり方をまとめました。
『タイダイ模様』は、「絞り染め」みたいな模様という意味なので、ランダムに混ぜるマーブルとは少し模様の作り方が違います。
大理石ネイルのやり方との違いについてや、ポイントをネイリスト歴13年のネイル講師が解説していきます。
細かい部分のやり方は動画の方が分かりやすいと思いますので、ポイントを押さえつつ動画もご覧ください。
タイダイ模様と似たネイルアート「マーブルネイル」「大理石ネイル」との違い
タイダイは「絞り染め」という意味なので、らせん状に模様があるのに対し、マーブルは「混ぜる」、大理石は「石の割れ目」を意識して作ります。
マーブルは、混ぜ方でいろんなパターンが作れ、今流行りのニュアンスマーブルも簡単にできます。
-
ジェルネイルでの「マーブルネイルのやり方」4種と色の組み合わせデザイン例
ジェルネイルで簡単に! 「マーブルネイル」の作り方 をまとめました。 ニュアンスマーブルなど4パターンのやり方と、マーブルネイルの色の組み合わせ例を、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。 ...
続きを見る
大理石は、ヒビ割れた線を書いてからラインをぼかします。
あらかじめ、薄くマーブル模様を作っておくと、奥行きが出てキレイな模様ができます。
-
大理石ネイルのやり方|セルフジェル初心者でもできる簡単デザインアート
ジェルネイルでの大理石ネイルのやり方を、初心者でも簡単にできるコツと、失敗した時の対処法、色の組み合わせ例なども合わせて、ネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
続きを見る
ジェルネイルでタイダイ模様のやり方
基本的なやり方を解説します。
写真の一番左、ネイビーのデザインを解説します。
デザインだけに絞って解説していますので、実際爪にアートする時は基本的なケア・ベースジェルを行った後から、この行程に移ってください。
まずベースとなる紺色(ネイビー)のカラージェルを塗り、硬化します。
(LEDライトで20秒、UVライトで2分)※メーカーによって硬化時間は異なります。
硬化とは、柔らかい物質が化学的な作用によって硬くなっていくことを言います。
ジェルには『光重合開始剤』と言うものが含まれていて、専用の光を当てることによって液体を固体に硬化させます。
タイダイ模様を作りたいところに、薄くクリアジェル(ベース・トップ・ストラクチャーどれでもOK)を塗ります。
硬化させないで、次の行程に移ります。
白のカラージェルをランダムに置きます。
筆を立てて持って、白のカラージェルを置いたところから筆を回しながらポンポンポンと叩きます。
中心が濃くなるように模様を作ります。
同じように何箇所か模様を作り、硬化します。
ネオンイエローのカラージェルを模様の中心に乗せて、同じようにらせん状に模様を作り硬化します。
トップジェルを塗って仕上げて、完成です。
ジェルでタイダイネイルの色の組み合わせとアートレパートリー
金箔を入れると、天然石風のデザインができます。
黄緑と青を使ってターコイズみたいなアートができますよ。
先ほどと同じようにらせん状に模様を作ったら、さらにグレーのカラーも加えてあげると天然石の雰囲気が出ます。
この上から大理石ネイルをすると、さらに本格的なネイルアートになります。
ポイントで、Vカットストーンを合わせてみてもOK!
ベースに斜めのグラデーションを作った後にタイダイ模様をのせるやり方は、アートに奥行きが出て可愛いです。
2色置いたカラージェルの間を筆でぼかし、硬化します。
その後にネオンイエローで模様を作ります。
ストーンをバランス良く配置して、トップジェルで仕上げて完成です。
タイダイネイルの作り方動画
金箔を入れるタイダイネイルのやり方は3:00〜
Vカットストーンと合わせたピンクのタイダイ模様のやり方は5:33〜