妊活ファスティング

腸と不妊の関係「腸内環境」が悪いと妊娠できない理由4つ

私たちの体は、から食べたものが、で分解吸収され、それらが血液となって全身を巡り細胞になります。

つまり、食べたものがそのまま肉体になっていくのです。

腸内環境が悪いと、綺麗な血液を作ることができないので、細胞が生まれ変わったり、質の良い卵子、子宮や卵巣の環境を整えることができないのです。

腸内環境が悪いことが、「なかなか妊娠できない人」の特徴です。

それが原因で、月経周期不順や卵管の炎症、着床障害がおこります。

その理由をまとめてみました。

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1、血液は腸で作られている

以前は、「骨髄」で血液は作られているという説がありましたが、

今は、『食べたものが腸で血液になり、体中回って体細胞になる』という説が有力です。

食べた物は胃腸で消化され、最終的に小腸から吸収された栄養分はおヘソ付近にある、リンパ節の密集した「丹田」と言われる所で赤血球に変換され、一部が白血球になり、 さらにその一部が細胞に変わる』という説です。

なので食べ物の質が悪いと、血液の質が悪くなり、そうなると体細胞の質が悪くなる、ということです。

つまり、体質が悪くなってしまうのです。

逆に、質の良い食事をしていれば、血液の質も良くなり、体質が良くなるということです。

2、腸が本当の入り口

では、受精卵から、最初にできる器官はどこでしょう?

1、脳
2、心臓
3、腸

答えは、「3、」です。

人の始まりは、腸からです。

普段見ることのない場所ですから、あまり意識したことがないかもしれませんが、すごくすごく大事な器官なのです。

体への入り口です。

栄養素は、分解して吸収されます。

食べたものを、そのままの状態では吸収できません。

腸の壁を網戸に例えると…

腸内環境が整った、キレイな腸なら、ちょうどこの網戸の隙間を通れるのが栄養素

不要なものはこの網戸を通れず、排泄されます。

便秘などで腸の中が肌荒れ状態になっていると、網戸が破けた状態になっています。

必要な栄養素だけではなく、本来排泄される不要なものも、通り抜けて体内に侵入してしまいます。

その不要なものがカラダに入り込むことで、いろんなところに不調をきたし、不妊に原因に繋がってしまうのです。

3、腸内環境と卵巣の関係

不妊の原因の80%は、「副腎疲労」によるものです。

その副腎を疲労させている理由に、便秘などの腸内環境の悪さが関係しています。

副腎」は、あらゆるストレスと戦う臓器です。

腸内環境が悪いと、副腎は刺激を受けて、抗ストレスホルモン(コルチゾール)を出し、ストレスを暖和します。

でも、このコルチゾールをたくさん出してしまうと、女性ホルモンのバランスが崩れるのです。

ホルモンバランスの乱れは、ストレスから卵巣を守れなくて、卵子が育っていくうえで悪影響なのです。

腸内環境改善することで、副腎疲労が減り、ホルモンバランスが整います。

そして卵巣では、腸内環境を改善することで、排卵のタイミングをまってる卵子が元気に育つのです。

4、ホルモンは腸で作られる

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン

そのセロトニンの95%は、なんと!脳ではなく「腸」で作られています。

精神状態をを安定させ、前向きな気持ちにしたり、精神的安定をつくり出す神経伝達物質「セロトニン」。

腸を綺麗にすれば、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が作られるので、いつも幸せな気分でいられます。

ストレスを受けにくくなるので、副腎疲労からの卵巣への影響を回避できるのです。

腸内環境が悪くなると「セロトニン」の分泌が低下すると同時に、『メラトニン』という睡眠を誘発するホルモンが生成されにくくなり、睡眠の質も下がってしまいます。

卵子の発育を促したり、傷の修復をするには、「成長ホルモン」が必要です。

この、成長ホルモンは、睡眠時脳から分泌されます。

良く寝ないと成長ホルモンが出ないので、卵子が育ちにくくなるのです。

 

整理すると…

・『成長ホルモン』で質の良い卵子が育つ

・『成長ホルモン』を出すには、良い睡眠が必要

良い睡眠をするためには『メラトニン』が必要

・『メラトニン』を出すには『セロトニン』が必要

・『セロトニン』は腸で作られる

・『セロトニン』をたくさん作るためには腸を綺麗にすることが大事

つまり、腸を綺麗にしなければ妊活は始まらない!

まずは腸美人を目指し、幸せホルモン『セロトニン』を出せるカラダ作りからです。

腸美人になるためには

腸内環境を良くするには、まず便秘にならないようにしましょう。

例えば、顔が肌荒れした時もそうですが、たった一回だけお顔のクレンジングしても、素晴らしく綺麗にはなりませんよね?

腸美人を目指すには、毎日のお手入れが必要です。

分かりやすく、顔のお手入れに例えて、腸のお手入れを説明しますね。

〈クレンジング〉

腸の中を綺麗にするために、デトックスしましょう。

ファスティング、デトックスティーやデトックス食材を使った食事、お水を多めに飲みましょう。

デトックス食材:パクチー、生姜、バジル、唐辛子、ピーマン

〈洗顔〉

不溶性食物繊維の食材で腸をキレイにする。

不溶性食物繊維は、に溶けず、水分を吸収して膨れます。

このため、腸壁を刺激して腸の収縮運動を盛んにし、食物の残りカスなどを、速やかに体外に排出してくれます。

不溶性食物繊維食品:大豆、ライ麦、さつまいも、ごぼう、ブロッコリー

〈化粧水〉

水溶性食物繊維は、高い保水力で、便と水分をまじえながら便のやわらかさを保ちます

こうする事で、スムーズな排便ができるようになります。

水分保持能力が高く、ドロドロと粘りのある状態にします。

また、有害物質吸着して体外へ運びます

水溶性食物繊維食品:エシャロット、切り干し大根、かんぴょう、ごぼう、にんにく

〈クリーム〉

発酵食品を摂り、腸の中に善玉菌(有用菌)を増やしましょう。

発酵食品を摂ることで、カルシウムの吸収率を良くします

ビタミンB群を中心としたビタミンの合成免疫力を高めたりします。

善玉菌を増やすことで、腸内環境も良くなり、良い栄養素の吸収率高めてくれます。

発酵食品:味噌、キムチ、麹、ぬか漬け、酢、納豆

毎日のクレンジング、洗顔、保湿の化粧水やクリームを塗ったりするのと一緒で、も、お顔と同じように労ってケアしてあげましょう

毎日の、「腸のお手入れを心がけましょう。

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