ジェルネイルで、『ベージュ』『ピンクベージュ』『くすみグリーン』『グレーベージュ』などの、ベージュ色をベースにオリジナルカラー8つの作り方をまとめました。
まず、ベージュの作り方から始まり、そこから色を足してバリエーションを増やしていきます。
色んなカラージェルを買い足さなくても、6色あれば「くすみ系」のネイルカラーは十分色は作れます。
実際に下記の6色を使って、ネイリスト歴12年のネイル講師が、くすみグリーンなどのベージュ系のカラーの作り方を解説していきます。
1、白
2、黒
3、赤
4、黄
5、緑
6、青
くすみカラーを作る為に必要な6色
この『6色+トップジェル』を使います。
・色の「明るさ・暗さ」を調整するための、白と黒。
・ベージュ色味を作る、赤と黄色。
・色のバリエーションを増やす、緑と青。
透明感を出す為に、クリアジェルを使います。
ベージュの作り方
ベージュは、少し透明感があった方が、肌馴染みが良く綺麗に仕上がります。
ちなみに、トップジェルを入れないで作ったベージュは、コンシーラーみたいな不透明な色になるので、絵の具を塗ったようなペタッとした感じに仕上がります。
まず、『トップジェル』に『白』と『赤』を混ぜます。
綺麗な乳白色ピンクができます。
ベージュは、もっと黄色味の強い色なので、『黄色』を足します。
さらに、トーン(明るさ・暗さ)を落とすために『黒』を加えます。
そうすると、リキッドファンデーションのような、程よく透明感のあるベージュが出来上がります。
チップに塗るとこんな感じです。
ピンクベージュの作り方
先ほど作ったベージュに『赤』を加えます。
そうすると、ピンクベージュが出来ます。
赤を加える量は、ほんのちょっとです。
ちょっとずつ混ぜるようにして、様子を見ながら作るのがコツです。
チップに塗るとこんな感じです。
グレイッシュピンクの作り方
先ほどのピンクベージュをグレイッシュピンクにするには、要はグレーを足せばいいのですが、すでに白が混ざってますから、『黒』を足すだけでグレイッシュピンクが出来ます。
本当にちょっとだけ足してみてください。
『黒』は色が強いですから、少しの量で結構色が変わります。
慎重に、ちょっとずつ加えるようにしましょう。
チップに塗るとこんな感じです。
ちなみに、「くすみパープル」は、ここに、少し青を加えます。
もし、赤めのパープルがお好きなら、赤も少しだけ入れるできます。
くすみグリーン(グレイッシュカーキ)の作り方
では、先ほどのグレイッシュピンクから、今度は『くすみグリーン(グレイッシュカーキ)』を作ってみましょう。
グリーンにしたいので、『緑』を足しましょう。
写真の下の色が、先ほどの『グレイッシュピンク』。
『緑』を足すと、上の色になります。
ほとんどグレーに見えますね。
チップに塗ると、緑がかったグレーになります。
もう少し、緑を入れると緑の色味が強くでます。
なので、お好みで緑を入れる割合を調整すると良いです。
それと、グレー具合をもう少し明るくしたい場合は、『白』を足します。
白を足すと、こんな色になります。
さっきよりも、『緑』の色味が見えやすくなったと思います。
暗い色よりも、明るい色の方が色味の違いは分かりやすいのです。
ちなみに、「モーブグレー」は、グレイッシュピンクに「黒」を足すとできます。
ジェルネイルで「くすみブルー」の作り方
では、先ほど作ったピンクベージュに今度は『青』を足してみます。
青味の強いグレーになりました。
チップに塗るとこんな感じです。
ねずみ色っぽい感じですね。
これにも、『白』を入れてみます。
こんな色です。
グレイッシュカーキ同様、白を入れて明るくすると色味がはっきりしてきます。
水色に近いグレーという感じですね。
「ピスタチオカラー」のネイル色の作り方
プラスアイテム:ネオンカラー
私がオススメするアイテム、『ネオンイエロー』です。
グレー・ベージュ系のカラーに、このネオンカラーを入れることで、今ドキな色に変身します。
先ほど作った、グレイッシュカーキに『ネオンイエロー』を入れてみると、こんな色になります。
ピスタチオカラーになります!
普通に黄色を足した色とはまた違った色合いになります。
写真では分かりにくいのですが、
「くすんだ色なんだけど、、、なんかパッとする』そんな色に仕上がります。
蛍光色は、「なんか作りたい色のイメージと違うけど、何が足りないのか分からない…」という時に使ってみるといいですよ。
案外しっくりくるので、1つ持っておくと便利ですよ。
ジェルネイルの色調合
ジェルネイルはカラージェルを混ぜて、オリジナルカラーを作ることができます。
しかし、マニキュアはできません。
マニキュアは自然乾燥で乾くので、混ぜている間に乾いて固まってしまうのです。
マニキュア専用ボトルに、2色程度を入れてオリジナルカラーを作ることはできますが、ジェルネイルのように今回使う分だけパレットの上で混ぜて作ることはできません。
その点、ジェルネイルはいろんなカラーを自由に作れるのでコストもかかりません。
ジェル専用ライトや紫外線に当てなければ、容器などに入れて保存できます。
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まとめ
いかがでしたか?
まず、
1、ベージュはクリアジェル+4色で出来ます。
・トップジェル
・白
・赤
・黄
・黒
2、それをベースに、作りたい色味を足します。
・赤、黄、緑、青の色味を足してオリジナルカラーを作ります。
3、その後に、トーンを調整します。
・暗くするなら黒
・明るくするなら白
この3ステップで、ベージュベースの、グレイッシュカラー(くすみカラー)が出来ます。
簡単なので、是非やってみてください!