夏のネイルアートで人気の「ヤシの木(英語でPalm treeパームツリー)」
リゾートネイルにぴったりですね!
色合わせの例と、ヤシの木ネイルと合わせるともっと可愛くなるパーツなどを紹介します。
ジェルネイルで「ヤシの木」の書き方を、ネイリスト歴13年のネイル講師が解説していきます。
【ジェルネイル】ヤシの木の書き方
では早速、ヤシの木の書き方をやっていきます。
アートの行程だけを解説します。
※チップにネイルアートするので、実際自爪にアートする場合は、ジェルネイルをする前のケアやベースジェルをやった後からの行程になります。
カラージェルで、アートのメインとなるカラーを爪全体にムラなく塗り、ジェル専用ライトで硬化させます。
2度塗りする場合は1度目のカラージェルにしっかりと光を照射しましょう。
特に白などの顔料の多いカラージェルは、光がちゃんと届かず、硬化不足でシワになってしまう場合があります。
注意しましょう。
金色とブルーのラメをクリアジェルに混ぜておきます。
根元からぼかすようにラメを塗り硬化します。
グラデーションにするために、さらに根元部分にラメを置き濃くします。
同じように爪先にはゴールドのラメでグラデーションにします。
ラメを硬化したら、次にヤシの木を綺麗に書くための準備をします。
ラメがゴツゴツしているので、クリアジェルで凹凸がないように埋めます。
表面がゴツゴツしていると、綺麗な線が描けません。
この時に未硬化ジェルのでないクリアジェルで覆うのがコツです。
私が使用しているモアジェルの場合は、トップジェルでコーティングします。
トップジェルをしっかりコーティングしたら完全に硬化します。
そうすることで繊細な細いラインをくっきり綺麗に書くことができます。
未硬化ジェルの出るジェルや硬化不足による未硬化ジェルが残っていると、ラインがぼけて綺麗な細いラインが描けません。
ヤシの木の幹を太い根元の方から描いていきます。
筆をグッと押さえて、だんだん弧を描きながらスッと離します。
細い線の書き方のコツはこの記事をご覧ください。筆の持ち方や動かす向きがポイントです。
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ヤシの木の葉っぱを描いていきます。
太い方から細い方へ向かってスッと習字の払いの要領で描いていきます。
いくつか同じように描いていきます。
ヤシの木のてっぺんの方は、「へ」の字になるように折れ曲がった葉っぱを描くとリアルな感じがでます。
もう1本ヤシの木を描いたら硬化します。
トップジェルでアートをコーティングして最終硬化したら完成です。
パームツリーネイルに合わせたいパーツと色合わせ例
オレンジ&イエローの元気なビタミンカラーには、黒のヤシの木を描くと、夕陽をバックにしたシルエットのパームツリーネイルに。
白でヤシの木を描くと、爽やかなリゾートネイルに。
パープルを背景にすると、ハワイみたいな旅行気分が味わえます。
ホタテ貝のパーツと合わせてさらに可愛くしちゃいましょう。
ターコイズと合わせた、ちょっと大人の雰囲気には、ヤシの木を少しかすれたように描くのがポイント!
ちょっと大人のパームツリー。スターフィッシュのパーツとの相性も◎
水面アートと合わせてビーチを表現。
ショッキングピンクで焼けた肌に似合うペディキュアにも。
とことん夏らしく!立体ハイビスカスと合わせて。
ヤシの木をブローチ風にデザインしてもかわいいですね!
流行りのサンドベージュとの相性も抜群!
合わせて見たい!ジェルネイルで夏ネイルアートのやり方
パイナップルネイル
「パイナップルアート」を3種類作ってみました。
シーンやジャンルで使い分けてやってみましょう。
海ネイル
夏といえばプール。
プールの水面を表現した「水面ネイル」は夏定番アートで、意外にも簡単♪
リゾートネイルには、ビーチの波打ち際のような「さざ波ネイル」も可愛いです!
【ネイルアート】ヤシの木の書き方のまとめ
ヤシの木ネイルは、背景のカラーをグラデーションにするとどんな色でも可愛くなっちゃいます。
書き方は、太い方から細い方へ筆を誘導します。
ヤシの木のてっぺんあたりは、「へ」の字を意識して描くと良いでしょう。
細い筆で「3」を横にかくとカモメになります。ポイントでちょっと描いてみても可愛いですよ!
簡単なので、この夏、是非パームツリーネイルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?