ワンカラーの組み合わせ次第では、可愛い系やクールなネイルにも見せることができます。
ジェルネイルのサイドがガタガタになってしまう方は、ポイントを掴んで綺麗に塗ることができるようになりますので、是非ご覧ください。
単色塗り組み合わせのアート例と、初心者でも上手にジェルネイルの単色を塗るコツをネイリスト歴12年のネイル講師が解説していきます。
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ジェルネイル単色塗りの7つのポイント
ワンカラーが綺麗に塗れるポイントは、この7つの点に注意することです。
7つのポイント
- 1、綺麗に甘皮処理してるか?
- 2、ベースジェルの時点ではみ出してないか?
- 3、ベースジェルがボコボコしてないか?
- 4、筆選び
- 5、ジェルの量
- 6、筆の動かし方
- 7、トップジェルの仕上がり
ジェルネイルの単色塗りは、筆の種類、筆を動かす方向、傾ける角度さえ分かれば、上手く塗れるようになります。
ジェルネイルを塗る前のケアや、ベースジェル・トップジェルの塗り方のコツは、別で詳しく解説してますので、ここでは、『カラージェル』の塗り方のみに絞って書いています。
セルフジェルネイルのワンカラー(単色塗り)やり方手順
ワンカラーを綺麗に塗る為には、カラージェルを塗る前の、甘皮処理やベースジェルが綺麗にできているかが決め手です。
今回はカラージェルの部分に絞って書いてるので、反り爪のベースジェルの塗り方など、コンプレックス爪対策のベース作りは下記を参考になさってください。
ジェルネイルのワンカラーを塗る手順
1、プレパレーション(ジェルネイルを塗る前のネイルケア)
2、ファイリング・サンディング
4、カラージェル
5、トップジェル
6、未硬化ジェルの拭き取り
7、アウトラインを整える
8、キューティクルオイルで保湿
手順1、プレパレーション(ジェルネイルを塗る前のネイルケア)
ジェルネイルを塗る前のケアなどは、別動画で解説してますので、こちらをご覧ください。
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ジェルネイルのサイドがガタガタにならないカラージェルの塗り方とは?
ベースジェルのサイドの塗り方が重要です。
セルフでする場合、爪のサイドの皮膚が邪魔して塗れないので、セロハンテープなどで横の皮膚を押さえると塗りやすいです。
ベースジェルを塗る時は、爪のサイドの凹凸にしっかりジェルが入り込むように塗るのがコツです。
見落としがちですが、サイドには凹凸があるので、筆をジグザグに動かして、皮膚ギリギリまできちんと塗ります。
もし、ジェルが皮膚に付いてしまったら、ウッドスティックで取り除きましょう。
ベースジェルは、どうしても必要?
自爪とカラージェルのくっ付きを良くします。
なので、ベースジェルを塗らないと…
・直にカラージェルを塗ってしまうと直ぐに剥がれる
・そもそも爪に定着しない
・カラージェルの色素が爪に沈着する
といったことが起こります。
手順4、カラージェルを塗る
ベースジェルを塗った後に、カラージェルを塗ります。
まずは、爪の中央から塗っていきます。
ココがポイント
中央にカラージェルを置いて、先端、サイドまで丁寧に伸ばしていきます。
ベースジェルと違って、カラージェルは色が乗ればいいので、ペターっと爪に圧をかけて塗るようなイメージです。
筆は、ベースジェルの時は平筆を使いましたが、カラージェルの時は、オーバル筆(筆先が丸い)の方が使いやすいです。
細かいところを塗る時は、筆を立てて塗るとやりやすいです。
根元側を塗ります。
オーバル筆の丸みを利用して塗ります。
塗る方の指先を下にして、根元ギリギリのところに筆を置きます。
この時、筆にたくさんのジェルが付いてるとはみ出しやすいので、少量でいいです。
置いた筆を、そのまま根元ギリギリのところまで根元側に押します。
そして、まっすぐ「すーっ」と爪先まで引っ張ります。
次は、爪のコーナー部分。
ここも、そのまま筆の丸みを利用して塗ります。
根元に筆を置いて、更にもっとギリギリのところまで根元側に筆を押し出します。
そして、爪先まで引っ張ります。
この時に、爪先の爪の厚み部分にもカラージェルを塗りましょう。
爪の厚み部分に塗ることで、爪先からジェルが剥がれるのを防止できます。
反対側のコーナーも同じように塗ります。
爪のサイドは皮膚を下げてしっかり見えるようにして、丁寧にギリギリまで塗りましょう。
爪全体に、うすくカラージェル(LED対応ジェル使用)を伸ばしたらLEDライトで硬化します。
カラージェルは、基本2度塗りします。
色によっては、3回塗る場合もあります。
色味が出ないからと言って、一度にたくさん塗りすぎると硬化したときに、シワが入ったり、ちゃんと硬化しないで表面だけが硬化して内側が固まらないなどといったことが起こり失敗します。
2度塗り目は、一度塗りよりも少し多めで、塗った時に爪全体がぷるんとした艶が出る程度の量です。
筆跡が残るくらいの量だと、『少ない』ということです。
塗る手順は、1度目と同じで、中央から先にかけてまず塗ります。
サイドまで綺麗に塗った後に、根元側から爪先につなげていきます。
1度目塗りは、筆圧をかけて塗りますが、
2度塗り目は、優しく爪に当てるようなイメージで、筆を寝かせて動かすと上手にできますよ。
ジェル専用ライトで硬化します。
手順5、トップジェルで仕上げる
トップジェルを塗ります。(トップジェルを綺麗に仕上げるコツ)
トップジェルは、ツヤを出す役割と、日常生活の傷から守るために塗ります。
必ず塗りましょう。
LEDライトで20〜30秒、UVライトで1〜2分ジェルネイル専用ライトに当て完全硬化します。
メーカーによって硬化時間が異なりますので、きちんと決められた時間を照射しましょう。
手順6、未硬化ジェルの拭き取り
ネイルクレンザーで未硬化ジェルを拭き取ります。
※未硬化ジェルとは…ジェルは空気に触れてる表面部分が固まらず、ぬるぬるしています。それを拭き取らないと埃などがネイルに付き、紫外線などでその埃が付いたまま固まってしまいます。メーカーによっては拭き取り不要の「ノンワイプトップジェル」もあります。
未硬化ジェルの拭き取りがうまくいかない方や、トップジェルについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考になさって下さい。
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手順7、アウトラインを整える
爪先に多く付け過ぎたジェルなどを、爪やすりを使って軽く整えます。
軽く撫でるように当てて、飛び出てる部分だけを削ります。
ここで削りすぎると、せっかく爪先まで塗ったジェルまでも削ってしまうので、均して整える程度にしましょう。
手順8、キューティクルオイルで保湿
キューティクルオイルで保湿します。
仕上げにオイルを塗ることによって、爪とジェルネイルの間に油膜を作り、水の侵入を防ぐことができますので、ジェルネイルの持ちも良くなります!
ワンカラーネイルのカラーの組み合わせ
シアーカラー(半透明カラー)を合わせることでまとまります。
ポイントでラメを入れると、簡単に華やかさも出すことができます。
ワンカラーに1本だけアクセントにパーツを足すだけでおしゃれ!
細めのチェーンなら、大人可愛くなりますよ。
パステルカラーの組み合わせ。
黒のホログラムでドットにしたら、可愛い印象に。
「くすみグリーン」とグレーベージュの組み合わせなら、大人の秋ネイルに♪
ピンクベージュとグレーの組み合わせは、オフィスネイルにもOK。
肌なじみの良いピンクカラーなら、オフホワイトがおすすめ。
ふんわりとした印象のネイルがお好きな方には相性が良いですよ!
くすみグリーンと、くすみパープルの組み合わせは、個性的だけど落ち着きがある感じのネイルに。
ジェルネイルでワンカラーの塗り方まとめ
単色塗りは、組み合わせ次第ではいろんな雰囲気に変えることができます。
単色塗りのポイントは
7つのポイント
- 綺麗に甘皮処理してるか?
- ベースジェルの時点ではみ出してないか?
- ベースジェルがボコボコしてないか?
- 筆選び(筆先が丸いものが良いです)
- ジェルの量(多すぎないように注意)
- 筆の動かし方(立てたり、寝せたり)
- トップジェルの仕上がり(綺麗に光沢が出ているか)
単色塗りをマスターして、いろんな組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ジェルネイルの塗り方の動画(ワンカラーネイル)