水玉模様(大きめドット)って可愛いけど、意外に難しいんですよね。
爪って丸みがあるので、平たい紙の上で描くのとちょっと違う。。。
今回は、ジェルネイルで水玉模様を上手に描くコツを3つのポイントにまとめました。
ポイント
・丸はドット棒(ドットペン)を使う
・半円はオーバル筆を使う
・円はライナー(長めの細い筆)を使う
私はネイルサロンを12年経営していて、ネイリストを育成するスクールの運営・指導もやってます。
今までのサロンワークやスタッフ育成で培ったノウハウを生かして、これからセルフで「ジェルネイル」を楽しみたい方の為に、分かりやすく解説していきます。
ネイルアートの丸(大きめドット)は筆で描くと失敗しやすい
筆で丸を描こうとすると、筆先がピョンと出てしまって、はみ出したりします。
筆のしなりを考えて動かさないと、綺麗な丸が出来ません。
ネイルでは、平たい紙の上と違って、爪の丸みを考慮して、筆を動かします。
でもそれはちょっと難しいので、今回は「丸・半円・円」それぞれ失敗しにくい道具を紹介しつつ、水玉模様のやり方を解説していきます。
丸(大きめのドット)の描き方手順
使う道具
ドット棒(ドットペン)を使います。
筆よりもブレがないので、丸を描く時は凄くやりやすいです。
このドット棒を使うのが裏技です。
本当に綺麗に書けますよ!
丸の描き方
だいたいの大きさの丸を描きます。
その後に、周りのアウトライン(外側のライン)を整えます。
ドット棒で、徐々に丸が綺麗になるようになぞっていきます。
こんな風に、綺麗な曲線を描くことが出来ました。
もう一つ描きます。
今度は少し小さめの丸を描きますね。
ドット棒に、多めにジェルを取ったら、爪に載せます。
そのままくるくると円を描くようにするだけです。
簡単ですね。
このくらいの大きさを筆でやろうとすると、結構失敗するのですが、ドット棒を使うと簡単です。
半円を描く
使う道具
筆先が丸くなっているオーバル型の筆を使います。
半円の描き方
筆が丸くなっているので、そのまま置くだけです。
一度目塗りで一旦硬化します。
二度塗り目でアウトラインを整えます。
ジェルを筆で押し出すようなイメージで、ジェルの厚みを保ったまま横のラインに繋げると、くっきりと綺麗な曲線が出来ます。
ラメで円を描く
使う道具
細い筆(ライナー)を使います。
ちなみに、ラメではなく、カラージェルで円を描く場合は、長めのライナーを使った方が細いラインがかけます。
筆を動かすポイント
進行方向に筆を倒しながら動かすことで、安定したブラシワークが出来ます。
同じ方向じゃなくても、倒しやすい方向に変えて動かしても良いです。
ラメで円を描くやり方
まず、だいたいの円を描きます。
ウッドスティック(なければ爪楊枝でも良いです)でラインを修正します。
ラメラインをする時は、ラメとクリアジェルを混ぜて使います。
クリアジェルにも色々と種類がありますが、この時にクリアジェルが多かったり、種類を間違えるとぼやっとした太いラインになってしまいます。
繊細な細めのラインを描きたい時は、ラメの量を多めにして、クリアジェルの割合を少なく混ぜて固めに作りましょう。
また、クリアジェルでもベースジェルと混ぜてしまうと、ラインがぼやけてしまうので、トップジェルと混ぜた方がラインがはっきりします。
一度硬化したら、上からもう一度なぞります。
上からなぞることで、一度目のラインのラメの隙間があるところに、ラメが入ってくれるので、くっきりとしたラメラインが出来ます。
一度目のラインの上を軽くなぞります。
ウッドスティックでラインを修正したら硬化して完成です。
丸を使ったアート例
同じ大きさの丸を描くのは少し難易度が高いですが、これもドット棒を使って描きます。
ランダムに大きさもバラバラな丸を描いた水玉フレンチです。
意外に簡単で、ごまかしが効くのでキッチリ丸を描かなくても大丈夫なのです。
半円を使ったアートですね。
これも意外と簡単♪丸よりも半円の方がバランスを取りやすいです。
この水玉フレンチも、半円なので簡単ですよ。
今回紹介し3つのパターン全てが入ってますね。
丸の大きさに合わせて使うアイテムを変えれば、簡単に水玉アートが出来ます。
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まとめ
今回は、ジェルネイルで水玉模様を上手に描くコツを3つのポイントでまとめました。
ポイント
・丸はドット棒(ドットペン)を使う
・半円はオーバル筆を使う
・円はライナー(長めの細い筆)を使う
道具選びでアートのクオリティーがかなり上がります。
用途に合わせて、道具を使い分けましょう。
今回は、ジェルネイルのアートだけに絞って描きましたので、ジェルネイルの基本的な塗り方はこちらをご覧ください。
ジェルネイルの基本